8.3 集中化された構成プロバイダのネーミング・メソッドの構成
このネーミング・メソッドを使用すると、Azure App ConfigurationストアやOracle Cloud Infrastructure (OCI) Object Storageなどの集中化された構成プロバイダのJSONファイルに含まれる接続記述子に、接続識別子がマップされます。
オプションで、データベース資格証明(データベース・ユーザー名やデータベース・パスワードなど)およびOracle Call Interface属性(statement_cache_size
、prefetch_rows
、session_pool
など)を、集中化された構成プロバイダに格納することもできます。Azure Key VaultまたはOCI Vaultを使用してデータベース・パスワードを格納し、そのボールトへの参照を、集中化された構成プロバイダに追加する必要があります。OracleウォレットをAzure Key VaultまたはOCI Vaultに格納し、そのボールトへの参照を、集中化された構成プロバイダに追加することもできます。
ここでの接続識別子には、集中化された構成プロバイダのインスタンス固有の詳細(サーバー名やアプリケーション構成名など)、パス、認証の詳細が含まれています。データベース・クライアントで、集中化された構成プロバイダから構成データを安全に参照して、データベースに接続できます。
ノート:
JDBCでは、Azure App ConfigurationストアとOCI Object Storageに加え、組込みの集中化された構成プロバイダ(HTTPSプロバイダやファイル・プロバイダなど)がサポートされています(『Oracle Database JDBC開発者ガイド』を参照)。また、ODP.NETでは、Webアプリケーションとデスクトップ・アプリケーションのローカル・ファイル・システム・アクセスがサポートされています(『Oracle Data Provider for .NET開発者ガイド』を参照)。次の集中化された構成プロバイダのいずれかを使用します:
- Azure App Configurationストア
構成データをキー/値のペアとしてAzure App Configurationストアに格納します。それらには、URIとしてネットワーク・サービス名のパスを使用してアクセスできます。 - OCI Object StorageのJSONファイル
構成データをOracle Cloud Infrastructure (OCI) Object StorageにJSONファイルとして格納します。
関連トピック
親トピック: ネーミング・メソッドの構成