8.4.5 DNS別名を使用するための簡易接続ネーミングの構成

ホスト・ネーミング・メソッドで提供されているように、ホスト名にDNS別名をオプションとして構成できます。

ホスト・ネーミングでは、クライアントは、次のパターンを使用する接続文字列を使用します。

CONNECT username@DNS_alias
Enter password: password

次の手順では、DNS別名の構成方法について説明します。

  1. リスナーにデータベース・サービスが登録されていることを確認します。

    データベースがリスナーを検出できる場合は、サービス名を含むデータベース・サービスに関する情報は、サービス登録中に動的にリスナーに登録されます。リスナーは、次の条件が満たされる場合に検出されます。

    • デフォルトの名前がLISTENERのリスナーが、ポート1521のTCP/IP上で実行されている場合

    • LOCAL_LISTENERパラメータが初期化ファイルに設定されている場合

    データベースでリスナーが見つからない場合は、リスナーの静的登録を構成できます。

  2. ホスト名解決環境を確立します。

    DNS、NISまたは集中管理されているTCP/IPホスト・ファイルの/etc/hostsなどのメカニズムを構成できます。たとえば、あるデータベースのsales.us.example.comというサービス名が、sales-serverという名前のコンピュータ上に存在する場合、/etc/hostsファイルのエントリは次のようになります。

    #IP address of server     host name       alias
    192.0.2.35              sales-server    sales.us.example.com
    

    サービス名のドメイン部分は、ネットワーク・ドメインと一致する必要があります。

  3. DNSの別名を使用してデータベースに接続します。

    前のステップの例を使用すると、クライアントは、次のように接続文字列でsales.example.comを使用できます。

    CONNECT username@sales.us.example.com
    Enter password: password
    

    クライアントとサーバーが同じus.example.comなどのドメインに所属していれば、クライアントは接続文字列にsalesを入力するだけでかまいません。