7.1.2 Oracle Net Managerを使用したOracle Net Servicesの構成
Oracle Net Managerでは、Oracle Net Servicesをローカル・クライアントやサーバー・ホスト上のOracleホーム向けに構成できます。
Oracle Net Managerを使用すると、次のネットワーク・コンポーネントを構成できます。
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リスナー: リスナーの作成および構成を行って、クライアント接続を受け取ります。
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ネーミング:接続識別子を定義して接続記述子にマップし、サービスのネットワークの場所と識別情報を識別します。Oracle Net Managerでは、ローカル
tnsnames.ora
ファイルや集中化されたディレクトリ・サービスの接続記述子の構成をサポートします。 -
ネーミング・メソッド: 接続識別子を接続記述子に解決する方法を構成します。
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プロファイル: 作業環境を構成して、クライアントやサーバー上でOracle Net機能の有効化や構成を行います。
この項では、Oracle Net Managerの機能について説明します。ただし、Oracle Net Managerの使用方法の詳細は、オンライン・ヘルプを参照してください。
親トピック: ユーザー・インタフェース・ツールの使用
7.1.2.1 Oracle Net Managerの起動
Oracle Net Managerを起動するには、次のようにします。
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Linuxの場合、
ORACLE_HOME/bin
ディレクトリからnetmgr
を実行します。 -
Microsoft Windowsの場合、「スタート」メニューから「プログラム」を選択し、「Oracle - HOME_NAME」を選択します。次に、「Configuration and Migration Tools」を選択し、「Net Manager」を選択します。
7.1.2.2 Oracle Net Managerのナビゲート
Oracle Net Managerのインタフェースには、ツールバー、メニュー項目、およびネットワーク・コンポーネントを構成するプロパティ・シートが含まれています。
ナビゲータ・ペインには、ネットワーク・オブジェクトとそれらが含むオブジェクトがフォルダ階層に編成されたツリー・ビューがあります。フォルダを展開したり折りたたんだりして、接続識別子、リスナー、プロファイルなどのオブジェクトを監視または管理できます。変更を加えるオブジェクトをクリックします。
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ローカル
ローカルの構成ファイルに構成されている次のネットワーキング要素を表示します。
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tnsnames.ora
ファイル内のネット・サービス名 -
listener.ora
ファイルのリスナー -
sqlnet.ora
ファイルのプロファイル
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ディレクトリ
ディレクトリ・サーバーに構成されている接続識別子を表示します。
7.1.2.3 Oracle Net Managerのウィザードの使用
Oracle Net Managerのウィザードを使用すれば、タスクの処理をステップ・バイ・ステップで実行できます。ウィザードは、複雑なタスクを簡単なステップに分けて、わかりやすく説明します。ウィザードはすべての構成オプションを提供できるようには作成されていません。ウィザードでタスクを完了したら、Oracle Net Managerのその他のコンポーネントを使用して構成を変更できます。
7.1.2.3.1 Netサービス名ウィザードの使用
Netサービス名ウィザードに従えば、ディレクトリ・サーバーやtnsnames.ora
ファイルに基本的なネットワーク・サービス名を作成できます。
次の手順では、Netサービス名ウィザードを起動してネットワーク・サービス名を作成する方法について説明します。
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ナビゲータ・ペインで、「ディレクトリ」または「ローカル」→「サービス・ネーミング」を選択します。
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ツールバーで「+」をクリックするか、「編集」メニューから「作成」を選択します。
関連項目:
Netサービス名ウィザードを使用したネットワーク・サービス名の作成方法の詳細は、Oracle Net Managerのオンライン・ヘルプを参照してください。
親トピック: Oracle Net Managerのウィザードの使用