16.1 WFSエンジン

この項では、Web Feature Serviceエンジンについて、クライアントとの関係およびデータベース・サーバーとの関係も含めて説明します。

WFSはJava Webアプリケーションとして実装され、Oracle WebLogic Server 12.1.3以上にデプロイできます。必要なJavaのバージョンはJDK 1.8以上です。

WFSにはメタデータ層があります。この層では、WFSリクエストへの応答で必要とされるメタデータがデータベースに格納されます。メタデータには空間列が含まれており、Oracle Spatialインタフェースを使用して問合せおよび処理できます。メタデータには、フィーチャの非空間属性と空間属性の関連付け、およびWeb Feature Serviceからクライアントに提供されるサービスも格納されます。

図16-1に、WFSのアーキテクチャを示します。

図16-1 Web Feature Serviceのアーキテクチャ

図16-1の説明が続きます
図16-1「Web Feature Serviceのアーキテクチャ」の説明

次に、図16-1について説明します。

  • WFSサーバーは、中間層の一部です。

  • WFSクライアントは、SOAP、KVPまたはXML形式のリクエストおよびレスポンスを介してWFSサーバーと通信できます。

  • WFSサーバーでは、データベースに対するJDBCコールを介して空間データおよびメタデータへのアクセスが実行されます。

  • データベースには、WFSのメタデータと空間データ、および管理操作用のPL/SQLパッケージとともにOracle Spatialが含まれます(SDO_WFS_PROCESSパッケージ(WFSの処理)およびSDO_WFS_LOCKパッケージ(WFS)を参照)。

    各データベースではWFSスキーマを1つ保持でき、このスキーマはWebLogic Serverの1つのデータ・ソースに対応します。