SQLチューニング・セットの作成: フィルタ・オプション

ロード・メソッドを選択したら、フィルタを適用しSQLチューニング・セットで検出されたSQL文の範囲を削減できます。フィルタの使用はオプションですが、次の利点があります。

  • フィルタを使用することにより、ワークロード・ソースとしてのSQLチューニング・セットを使用する各種アドバイザ(SQLチューニング・アドバイザ、SQLアクセス・アドバイザ、SQLパフォーマンス・アナライザなど)がワークロードからのSQL文の特定のサブセットに基づいて推奨事項を生成するため、よりよい推奨事項を生成できる可能性があります。

  • 各種アドバイザに対してワークロード・ソースが使用されている場合、ワークロードから不要なSQL文を削除するフィルタを使用して、処理時間を大幅に削減できます。

SQLチューニング・セットのフィルタ・オプションを指定するには:

  1. SQLチューニング・セットを作成し、初期オプションを指定します(SQLチューニング・セットの作成: オプションを参照)。

  2. ロード・メソッドを選択します(SQLチューニング・セットの作成: ロード・メソッドを参照)。

  3. 「SQLチューニング・セットの作成: フィルタ・オプション」ページで、検索に使用するフィルタ条件の値を「値」列に指定し、「演算子」列に演算子および条件を指定します。

    指定したフィルタ条件すべてに一致するSQL文のみSQLチューニング・セットに追加されます。指定していないフィルタ値は検索にフィルタ条件として含まれません。

    デフォルトでは、次のフィルタ条件が表示されます。

    • スキーマ名の解析

    • SQLテキスト

    • SQL ID

    • 経過時間(秒)

  4. フィルタ条件を追加するには、「フィルタ条件」で追加するフィルタ条件を選択し、「フィルタまたは列の追加」をクリックします。

    目的のフィルタ条件が追加されたら、「値」列で値を指定し、「演算子」列で演算子または条件を指定します。

  5. 使用していないフィルタ条件を削除するには、削除するフィルタ条件に対応する「削除」列にあるアイコンをクリックします。

  6. 「次」をクリックします。

    「SQLチューニング・セットの作成: スケジュール」ページが表示されます。

  7. 次のステップに進みます(SQLチューニング・セットの作成: スケジュールを参照)。