ロード・プロファイル
レポートの「ロード・プロファイル」セクションでは、サンプリングされたセッション・アクティビティで分析された負荷を説明します。このセクションの情報を使用して、一時的なパフォーマンスの問題の原因となるサービス、クライアントまたはSQLコマンド・タイプを識別します。
「上位サービス/モジュール」セクションには、サンプリングされたセッション・アクティビティの最も高い割合を占めるサービスおよびモジュールがリストされます。サービスは、共通の機能、品質要求、優先順位を共有する、関連するデータベース・タスクのグループです。サービスは、複数のアプリケーションを監視する場合に役立ちます。SYS$USERS
およびSYS$BACKGROUND
サービスは常に定義されています。
図8-3は、半数を超えるデータベース・アクティビティが、SQL*Plusモジュールを実行するSYS$USERS
サービスによって消費されていることを示しています。この例では、図8-1に示されたパフォーマンスの問題の原因となっている高負荷のSQLをユーザーが実行していることがわかります。レポートの「上位SQL」セクションで分析して、特定のタイプのSQL文に負荷がかかっているかどうかを判別する必要があります。
参照: