データの変換方法
ソース・ファイル内のデータをHCMデータ・ローダーでサポートされている形式に変換するには、「ファイルからのデータのロード」フローを使用します。
このフローは単独で送信することも、定期的に自動的にデータをロードするために作成するフローに含めることもできます。 手動またはWebサービスを使用してフローを送信するときに、必要に応じて変換Formulaを指定してデータを変換する必要があります。
フローには、データをHCMデータ・ローダー形式に変換するのに役立つ次の2つのタスクが含まれます。
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データ・ローダー・ファイルの生成
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「データ・ローダーの開始」タスク
この図に示すように、最初のステップは「ファイルからのデータのロード」フローを送信することです。 このフローでは、フラット・ファイルからデータを取得し、入力ファイルにあるデータのための対応ファイル形式を生成します。

HCMデータ・ローダーの給与変換Formulaを使用してデータを変換するには、次のステップを実行します。
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ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」タブの「フローの送信」クイック処理をクリックします。 「フロー送信」ページで、「ファイルからのデータのロード」フロー・パターンを検索して選択し、送信します。
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フローにより、コンテンツIDの給与変換Formulaが起動されます。 通常は、HCMデータ・ローダーの変換Formulaを「FastFormulaの管理」ページで作成します。 Formulaのタイプは「HCMデータ・ローダー」にする必要があります。
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「データ・ローダー・ファイルの生成」タスクはデータ・ファイルを行ごとに読み取り、各行について対応するHCMデータ・ローダー形式を生成します。 最後に、変換されたすべてのデータ・ファイルの圧縮ファイルを作成し、Oracle WebCenter Contentサーバーにアップロードします。 このタスクではコンテンツIDも記録されます。
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「データ・ローダーの開始」タスクは、「データ・ローダー・ファイルの生成」タスクによって生成されたファイルのコンテンツIDを取得します。 そしてHCMデータ・ローダーを起動します。 HCMデータ・ローダーはデータを検証し、HCM Cloudに有効なレコードを作成します。
この表は、タスクおよびタスクを保護している権限を示しています。
タスク
権限
給与フローの送信
PAY_SUBMIT_PAYROLL_FLOW_PRIV
HCMデータのロード
HRC_LOAD_HCM_DATA_PRIV