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給与値を使用した給与時間承認ルールの例

ライン・マネージャが超過勤務時間のあるタイム・カードをレビューおよび承認できるようにします。 また、通常の時間のみのタイム・カードを自動的に承認します。

このシナリオの主な構成の仮定を次に示します:

• 環境には、「給与時間タイプ」属性値「超過勤務」があります。

• 関連する時間コンシューマ・セットには、給与承認用の次のルール構成のいずれかがあります:

  • 個人が超過勤務時間をレポートできる場合、レポート時間データを使用
  • 他のレポート時間からの超過勤務の計算時に計算済時間データを使用

1. 提供されているTimecardApprovalワークフロー・タスクTimeEntryApprovalRuleSetで、「割当て先」タブをクリックします。
2. 超過勤務を手動で承認するルールを作成します。
   1. 次のIF式を作成します。

      ApprovalTimeRecordGroup.measure more than 0 and ( ApprovalTimeRecordGroup.attributeChar5 is "Overtime" )

   2. この表に示すように、THENフィールドに入力します。

      「THEN」フィールド	値
      リスト・ビルダー	スーパーバイザ
      レスポンス・タイプ	必須 このレスポンス・タイプにより、通知は情報ではなくアクション可能になります。
      レベル数	1
      開始参加者	HierarchyBuilder.getManager("supervisory", Task.payload.process.Requester,-1,null,null)
      最上位の参加者	HierarchyBuilder.getManager("supervisory", Task.payload.process.Requester,-1,null,null)
      自動アクションの有効化	False
      自動アクション	null
      ルール名	ManApproveOT

3. 通常時間のみのタイム・カードを自動的に承認するルールを作成します。
   1. 次のIF式を作成します。

      ApprovalTimeRecordGroup.attributeChar5 isn't "Overtime"

   2. この表に示すように、THENフィールドに入力します。

      「THEN」フィールド	値
      リスト・ビルダー	スーパーバイザ
      レスポンス・タイプ	必須
      レベル数	1
      開始参加者	HierarchyBuilder.getManager("supervisory", Task.payload.process.Requester,-1,null,null)
      最上位の参加者	HierarchyBuilder.getManager("supervisory", Task.payload.process.Requester,-1,null,null)
      自動アクションの有効化	True
      自動アクション	"APPROVE"
      ルール名	AutoApproveReg