様々な有効数量オプションの試行
履行明細を履行するための様々な方法を調べるには、「有効数量のチェック」ページに移動して履行明細をクリックし、「有効数量オプションの表示」をクリックします。
納期回答での処理を次に示します。
- サプライ・チェーンで使用可能な供給を調べて、最適な納期を決定します。
- 有効数量の決定に使用するのと同じロジックを使用します。 履行明細の値を確認します。 有効在庫数量ルール、ソース・ルールおよび割付ルールも確認します。
- 要求された倉庫で供給が使用可能でない場合、納期回答はアップストリームを参照し、使用可能な供給を確認します。
- リード・タイムを追加し、納期を作成します。
- オプションを選択してスケジュールするまで、供給は実際には作成されません。 たとえば、オプションの作成時に、サプライヤと出荷元倉庫間の転送文書は作成されません。 この時点では、考えられる様々な結果の調査のみを実施します。
「有効数量のチェック」では、ソーシング・ランク、使用可能な供給、分割、代替など、様々な入力に従って最大6つの代替納期回答オプションが返されます。 デフォルトと最大5つの代替オプションが返されます。
「有効数量オプション」領域には、次の情報が表示されます。
- 納期回答が最適なオプションとみなすオプションであり、1桁の遅延が最小です。 これはデフォルト・オプションです。
- 最適なオプションのかわりに、1つ以上のオプション。
- オプションが定時、遅延、または定時と遅延に分割されているかを示す各オプションのステータス。
- 使用可能なオプションのみ。 明細の値が大幅に制限されていると、少数または1つのオプションのみとなる可能性があります。
納期回答でさらに多くのオプションが検討されるように、明細に対して具体的な値の使用を少なくできます。
- 出荷元倉庫を指定しません。納期回答では、納期回答ルールおよび品目の組織に従ってすべての倉庫が調査されます。
- 出荷方法を指定しません。納期回答では、納期回答ルールに従ってすべての方法が調査されます。
- 分割を許可すると、納期回答では、納期回答結果を改善する方法として明細の分割が検討されます。
- 代替を許可すると、納期回答では、納期回答結果を改善する方法として、品目を別の品目に代替することが調査されます。