目標プラン・セットの作成に関するガイドライン

目標プラン・セットを使用すると、全体的な進捗および就業者のパフォーマンスを評価するためにパフォーマンス目標プランをグループ化できます。

相対加重を含む特定の目標プランを特定の就業者に割り当てます。ロールおよびセキュリティ権限に応じて、目標プラン・セットを作成できます。管理者の「目標」ページの「目標プラン・セット」リンクを使用して、目標プラン・セットを作成します。

ノート: 「目標プラン・セット」リンクは、「目標プラン・セット使用可能」プロファイル・オプションが「Y」に設定されている場合にのみ表示されます。プロファイル・オプションの値を設定するには、「設定および保守」作業領域の「就業者目標設定プロファイル・オプション値」タスクを使用します。

目標プラン・セットと目標プランが同じレビュー期間に関連付けられている場合、その目標プランは複数の目標プラン・セットに関連付けできます。

目標プラン・セットを作成するには、次の事項を決定する必要があります。

  • 目標プラン・セットがアクティブである日付

  • 目標プラン・セットの割当先の個人、および適格プロファイルを追加するかどうか

  • どの目標プランを目標プラン・セットに追加するか

  • 含まれる目標プランにどれだけの加重を割り当てるか

  • 目標プラン・セットのアサイメントをいつスケジュールするか

レビュー期間および目標プラン・セットのアクティブ日の選択

目標プラン・セットの開始日と終了日がレビュー期間内にあるように、レビュー期間を選択する必要があります。レビュー期間を使用して、どの目標プランが目標プラン・セットに属するのに適格であるかを判断します。レビュー期間が目標プラン・セットと同じであるアクティブな目標プランは、そのセットに属することができます。

目標プラン・セットへの目標プランの追加

目標プラン・セットを作成する際に、目標プランを作成してセットに追加できます。または、同じレビュー期間を持つ既存のアクティブな目標プランを検索して選択し、それらをセットに追加できます。

目標プランへの加重の割当

使用可能になっている場合、すべての目標プランの加重の合計が100になるように、目標プラン・セットに含まれる各目標プランに加重を割り当てます。目標プラン加重は、各目標プランの相対的な重要度を示します。他のOracle Fusion Applications製品が、それぞれのプロセスでこれらの加重を消費することがあります。たとえば、インセンティブ報酬プランでこれらの加重および目標の目的に対する就業者の実際の成果を使用して、就業者のインセンティブ支払を計算できます。

目標プラン・セットの割当

目標プラン・セットの作成時または作成後に、選択した階層または個人に目標プラン・セットを割り当てます。また、マネージャの部下である特定の割当先を除外することもできます。個人に複数の目標プラン・セットを割り当てる場合、レビュー期間が重複すると、新しく割り当てられた目標プラン・セットは待ち状態のステータスに設定されます。待ち状態の目標プラン・セットに含まれる目標および目標プランは、目標プラン・セットのステータスがアクティブに設定されるまで就業者に割り当てられません。目標プラン・セットを割当のために送信した後で、個人を追加または削除し、その後セットを割当のために再送信できます。

目標プラン・セットに追加された目標プランがすべての必須プロファイルの基準を満たす個人に割り当てられるようにするには、目標プラン・セットに適格プロファイルを追加します。たとえば、特定場所に事業所がある個人に目標プランを割り当てる場合は、事業所適格プロファイルを目標プラン・セットに追加できます。勤続期間を追加して適格性をさらに絞り込み、事業所および勤続期間によって就業者を制限できます。

目標プラン・セットのアサイメントのスケジューリング

「目標プラン・セット」ページで新規目標プランを保存してクローズした後は、その目標プランを割当のために送信する必要があります。「パフォーマンス目標のスケジュール済プロセス」ページで、目標プラン・セットを割当のために送信します。

  1. 「プロセス・タイプ」として「目標プラン・セットの割当」を選択します。

  2. 「プロセス名」として割り当てる目標プラン・セットを選択します。

  3. 「拡張オプション」で、プロセスをできるだけ早く実行するか、スケジュールを使用するかを選択できます。

  4. プロセスを送信します。

プロセスの完了後、目標プラン・セットに含まれる目標プランは、目標プラン・セット内の選択されたすべての個人に割り当てられます。個々の目標プラン・レベルで選択された就業者設定は、目標プラン・セットの割当時には使用されません。

既存の目標プラン・セットに対するプロセスを再実行する場合は、目標プラン・セットを編集してプロセスを再実行するか、または新しい目標プラン・セットを送信します。

  • 目標プラン・セットで選択した新規就業者には、含まれる目標プランと目標プラン内の関連する目標が割り当てられます。

  • 目標プラン・セットに含まれる新規目標プランが、選択した就業者に割り当てられます。

  • 目標プラン・セットに含まれているが、選択した就業者にすでに割り当てられている目標プランは割り当てられたままになります。選択した就業者に対するこのような目標プランは変更されません。

  • 目標プラン・セットに含まれている目標プランが以前就業者に割り当てられ、後で就業者がその目標プラン・セットから除外された場合、その目標プランは就業者に割り当てられたままになります。除外した就業者に対するこのような目標または目標プランは変更されません。以前の送信に含まれた就業者については、目標プランから目標を手動で削除する必要があります。就業者に割り当てられた目標プランは削除できません。