2.12.5 再イメージ化したデータベースの構成
再イメージ化したデータベース・サーバーには、ホスト名、IPアドレス、DNSまたはNTPの設定がありません。このタスクのステップでは、再イメージ化したデータベース・サーバーを構成する方法について説明します。
再イメージ化したデータベースの構成前に、次の情報が必要になります。
- ネーム・サーバー
- 南北アメリカ/シカゴなどのタイムゾーン
- NTPサーバー
- 管理ネットワークのIPアドレス情報
- クライアント・アクセス・ネットワークのIPアドレス情報
- RDMAネットワーク・ファブリックのIPアドレス情報
- 標準的なホスト名
- デフォルトのゲートウェイ
Oracle Exadataのすべてのデータベース・サーバーで情報を同じにする必要があります。IPアドレスは、DNSから取得できます。また、Oracle Exadataがインストールされたときに、この情報を含むドキュメントが提供されています。
次の手順では、再イメージ化したデータベース・サーバーを構成する方法について説明します。
- 交換データベース・サーバーの電源を投入します。システムがブートすると、自動的にOracle Exadataの構成ルーチンが実行され、情報の入力が要求されます。
- 要求された場合は情報を入力して、設定を確認します。起動プロセスが続行されます。
ノート:
-
データベース・サーバーがすべてのネットワーク・インタフェースを使用していない場合は、構成プロセスが停止し、いずれかのネットワーク・インタフェースが切断されているという警告が出されます。検出プロセスを再試行するかどうかの確認を求められます。環境に応じて、
yes
またはno
と入力します。 -
クライアント・アクセス・ネットワークにボンディングが使用される場合、この時点でデフォルトのアクティブ/パッシブ・モードに設定されます。