2.10 Oracle Linuxデータベース・サーバーのスナップショット・ベースのバックアップの作成
データベース・サーバーのソフトウェアの重要な変更の前後にバックアップを行う必要があります。たとえば、次の手順の前後にバックアップを作成する必要があります。
- オペレーティング・システム・パッチの適用
- Oracleパッチの適用
- 重要な操作パラメータの再構成
- 重要なOracle以外のソフトウェアのインストールまたは再構成
Oracle Exadata System Softwareリリース19.1.0以降では、SSHDのClientAliveInterval
は600秒にデフォルト設定されます。バックアップの完了に必要な時間が10分を超える場合は、/etc/ssh/sshd_config
ファイルでClientAliveInterval
により大きな値を指定できます。変更内容を反映するには、SSHサービスを再起動する必要があります。長時間実行の操作が完了したら、ClientAliveInterval
パラメータへの変更を削除し、SSHサービスを再起動します。
この項では、次の項目について説明します。
- X8M以降のExadataデータベース・サーバーのスナップショットベースのバックアップの作成 - パーティションをカスタマイズしていない場合
この手順では、ストレージ・パーティションをカスタマイズしていない場合にOracle Exadata X8M以降のデータベース・サーバーのスナップショットベースのバックアップを取得する方法について説明します。 - Exadata X8以前のデータベース・サーバーのスナップショット・ベースのバックアップの作成 - パーティションをカスタマイズしていない場合
この手順は、スナップショット・ベースのバックアップを取得する方法を示しています。手順で示す値は、例です。 - Oracle Linuxデータベース・サーバーのスナップショット・ベースのバックアップの作成 - パーティションをカスタマイズしている場合
親トピック: Exadataデータベース・サーバーの保守