メンテナンス・ガイド Exadataデータベース・サーバーの保守 Exadata Database Serverのフラッシュ・ディスクの保守 フラッシュ・ディスクのホットプラグ交換の実行 2.3.2 フラッシュ・ディスクのホットプラグ交換の実行 Oracle Exadata X7-8およびX8-8モデルのデータベース・サーバーでは、ハード・ディスク・ドライブのかわりにホットプラグ対応のフラッシュ・ディスクが使用されます。 フラッシュ・ディスクの交換が可能かどうかを調べます。Oracle Exadata X7-8およびX8-8データベース・サーバーでフラッシュ・デバイスのホットプラグ交換を実行する場合は、ディスク・ステータスが、フラッシュ・ディスクのオンライン交換が可能であることを示す交換のため切断になっている必要があります。 DBMCLI> LIST PHYSICALDISK WHERE DISKTYPE=flashdisk AND STATUS LIKE '.*dropped for replacement.*' DETAIL name: FLASH_1_1 deviceName: /dev/nvme0n1 diskType: FlashDisk luns: 1_1 makeModel: "Oracle Flash Accelerator F640 PCIe Card" physicalFirmware: QDV1RD09 physicalInsertTime: 2017-08-11T12:25:00-07:00 physicalSerial: PHLE6514003R6P4BGN-1 physicalSize: 2.910957656800747T slotNumber: "PCI Slot: 1; FDOM: 1" status: failed - dropped for replacement PCI番号およびFDOM番号に基づいて、障害が発生したフラッシュ・ディスクを特定します。 白色のロケータLEDが点灯し、影響を受けているデータベース・サーバーを特定できます。黄色の障害サービス必須LEDが点灯し、影響を受けるフラッシュ・カードを特定できます。 カードのDPCC OK LEDが消灯していることを確認します。 注意:DPCC OK LEDが点灯しているカードを取り外すと、システムがクラッシュする可能性があります。障害が発生したディスクのステータスが障害 - 交換のため切断であるのにDPCC OK LEDがまだ点灯している場合は、Oracleサポートに連絡してください。 障害が発生したフラッシュ・ディスクを取り外して交換します。 DPCCを引き出して、内部のフラッシュ・カードを交換します。 DPCCをスロットに戻します。 スタイラスを使用して、DPCCの前面にある両方の注意ボタンを押します。 PCIeカードが1枚のみの場合は、対応する注意ボタンのみを押します。 ホットプラグ交換を実行しない場合、このステップは必要ありません。 ボタンを押すと、デバイスをオンラインにするよう求めるアラートがシステムに送信されます。この要求がシステムで認識されると、DPCCのDPCC OK LEDインジケータが点灯します。注意ボタンを押さないかぎり、フラッシュ・ディスクはオペレーティング・システムで検出されません。 親トピック: Exadata Database Serverのフラッシュ・ディスクの保守