2.11 スナップショット・ベースのバックアップを使用したOracle Linuxデータベース・サーバーのリカバリ

Oracle Linuxを実行するデータベース・サーバーのファイル・システムは、データベース・サーバーで重大な障害が発生した後またはサーバー・ハードウェアを新しいハードウェアに交換した後に、スナップショット・ベースのバックアップを使用してリカバリできます。

たとえば、すべてのハード・ディスクを交換すると、システムの元のソフトウェアはトレースできません。これは、ソフトウェアの完全なシステムの交換と似ています。さらに、障害状態になる前にデータベース・サーバーが正常であったときに取得したLVMスナップショット・ベースのバックアップを使用するデータベース・サーバーの障害リカバリ方法を提供します。

この項で説明するリカバリの手順には、ストレージ・サーバーまたはOracleデータベースに格納されたデータのバックアップやリカバリは含まれません。バックアップとリカバリ手順は定期的にテストすることをお薦めします。