3.3.2 ディスク障害によるハード・ディスクの交換

ハード・ディスクの停止により、パフォーマンスおよびデータの冗長性の低下が発生する場合があります。したがって、すぐにディスクを新しいディスクに交換する必要があります。ディスクに障害が発生すると、ハード・ディスクのグリッド・ディスクに関連するOracle ASMディスクがFORCEオプションで自動的に削除され、Oracle ASMリバランスでデータの冗長性がリストアされます。

ディスクに障害が発生すると、Exadataアラートが生成されます。アラートには、ディスクを交換する特定の手順が含まれます。システムのアラート通知を構成している場合、電子メールでアラートが指定したアドレスに送信されます。

ハード・ディスクを交換すると、そのスロットの前のディスクにあったグリッド・ディスクとセル・ディスクは新しいハード・ディスクに再作成されます。これらのグリッド・ディスクがOracle ASMグループの一部である場合、ディスク・グループの冗長性およびASM_POWER_LIMITパラメータに基づいて、ディスクがディスク・グループに追加され、データがリバランスされます。

ノート:

BP4のOracle Databaseリリース12.1.0.2と一緒にOracle Exadata System Softwareリリース12.1.2.0を実行しているストレージ・サーバーの場合、Oracle ASMはリバランス操作のステータスについての電子メールを送信します。以前のリリースでは、管理者が操作のステータスをチェックする必要がありました。

以前のリリースについては、「ASMリバランス操作のステータスのチェック」で説明されているように、リバランス操作ステータスを確認してください。

次の手順は、ディスク障害によるハード・ディスクの交換方法を示しています。

  1. 次のコマンドを使用して、障害が発生したディスクを特定します。
    CellCLI> LIST PHYSICALDISK WHERE diskType=HardDisk AND status=failed DETAIL
    

    次に、コマンドの出力例を示します。スロット番号はディスクの場所、ステータスはディスクに障害が発生したことを示します。

    CellCLI> LIST PHYSICALDISK WHERE diskType=HardDisk AND status=failed DETAIL
    
             name:                   28:5
             deviceId:               21
             diskType:               HardDisk
             enclosureDeviceId:      28
             errMediaCount:          0
             errOtherCount:          0
             foreignState:           false
             luns:                   0_5
             makeModel:              "SEAGATE ST360057SSUN600G"
             physicalFirmware:       0705
             physicalInterface:      sas
             physicalSerial:         A01BC2
             physicalSize:           558.9109999993816G
             slotNumber:             5
             status:                 failed
    
  2. ディスクを取り外す前に、ディスクの青い取外しOKのLEDが点灯していることを確認してください。
  3. Oracle Exadata Storage Server上のハード・ディスクを交換し、3分待ちます。ハード・ディスクはホットプラグ対応で、電源の投入時に交換できます。
  4. ディスクがオンラインであることを確認します。

    交換したハード・ディスクは、RAIDコントローラによって認識されるまで使用できません。この処理にあまり時間は要しません。

    次のようなLIST PHYSICALDISKコマンドを使用して、ステータスがNORMALであることを確認します。

    CellCLI> LIST PHYSICALDISK WHERE name=28:5 ATTRIBUTES status
    
  5. ALTER CELL VALIDATE CONFIGURATIONコマンドを使用して、ファームウェアが正しいことを確認します。

まれに、自動ファームウェア更新が機能せず、LUNが再構築されない場合があります。これは、ms-odl.trcファイルをチェックして確認できます。

関連項目: