3.3.1 ファイルの作成

このトピックでは、ESCLIを使用してExascaleにファイルを作成する方法について説明します。

通常、Exascaleクライアント(Oracle Databaseなど)でなんらかのアクションを実行する副産物として、Exascaleにファイルが暗黙的に作成されます。たとえば、データベースを作成したり、表領域にファイルを追加する場合です。

ただし、ESCLIを使用して、Exascaleボールト内にファイルを明示的に作成することもできます。

ESCLIを使用してファイルを作成するには、mkfileコマンドを使用します。次に例を示します:

@> mkfile @myvaultname/myfilename

例に示すように、最も単純な形式のコマンドは、指定されたボールの場所に空のファイルを作成します。

mkfileコマンドで使用可能なその他のコマンド・オプションを使用すると、次のことが可能です:

  • ファイル・サイズを指定します。
  • ファイル・タイプを指定します。
  • 適用するテンプレートを指定します。
  • ファイル・ストレージ属性を明示的に指定します。つまり、物理メディア・タイプ、冗長性(ミラーリング)レベルおよびコンテンツ・タイプです。