2.4.5 プール・ディスクの削除

プール・ディスクは、Exascaleで使用するために指定されたExadataストレージ・デバイスの一部です。

Exascaleでは、ストレージ・サーバーによって提供されるすべてのプール・ディスクを削除してストレージ・プールを縮小する目的でのみ、プール・ディスクの削除をサポートします。個々のプール・ディスクは削除できません。

ストレージ・サーバーに関連付けられたプール・ディスクを削除するには:

  1. プール・ディスクを削除する準備をします。

    CellCLI DROP GRIDDISKコマンドをprepareオプションとともに使用します。次に例を示します:

    CellCLI> drop griddisk all harddisk prefix=pool1 prepare

    このコマンドは、プール・ディスクに削除対象としてマークを付け、プール・ディスクのステータスをwaiting for storage pool reconfigに設定します。

    ノート:

    必要に応じて、CellCLI DROP GRIDDISKコマンドをcancelオプションとともに使用すると、ストレージ・プールを再構成する前にこのステップを元に戻すことができます。次に例を示します:

    CellCLI> drop griddisk all harddisk prefix=pool1 cancel
  2. ストレージ・プールを再構成します。

    ESCLI chstoragepoolコマンドを--reconfigオプションとともに使用します。次に例を示します:

    @> chstoragepool POOL1 --reconfig

    このコマンドは、プール・ディスクを完全に削除し、ストレージ・プールをリバランスします。