SBTライブラリのステータスの確認

RA_SBT_LIBRARYビューを問い合せることで、メディア管理ソフトウェアにエラー状態が存在するかどうかを特定できます。SBTライブラリのPAUSE 状態も特定できます。

SBTライブラリのステータスを表示するには:

  1. SQL*PlusまたはSQL Developerで、リカバリ・アプライアンス管理者としてリカバリ・アプライアンスのメタデータ・データベースに接続します。

  2. 次の問合せを実行します。

    SELECT LIB_NAME, LAST_ERROR_TEXT, STATUS 
    FROM   RA_SBT_LIBRARY;
    
    LIB_NAME            LAST_ERROR_TEXT                                 STATUS 
    ------------------- ----------------------------------------------- ------ 
    OSBSBT                                                              READY  
    

    表9-3に、STATUSに使用できる値を示します。

    表9-3 RA_SBT_LIBRARYのSTATUS列の値

    意味

    READY

    SBTライブラリは適切に作成され、テープI/Oを処理する準備ができています。

    PAUSE

    SBTライブラリはPAUSE_SBT_LIBRARYで一時停止されました。

    ERROR

    メディア管理ソフトウェアにエラー状態が存在します。エラーをクリアしてRESUME_SBT_LIBRARYを呼び出すまで、テープ・バックアップ操作は続行できません。last_error_text列で、メディア管理ライブラリから返された最新のエラーについて説明します。エラー・テキストは、影響を受けたバックグラウンドSBTタスクのRA_SBT_TASK行にも表示されます。

関連項目:

「RA_SBT_LIBRARY」