テープ・バックアップ操作の一時停止および再開

この項では、進行中のテープ・バックアップ・ジョブまたはメディア・マネージャ操作を一時停止するステップ、および後から再開する方法を説明します。

Cloud Controlを使用してテープ・バックアップ操作を一時停止および再開するには、次の手順に従います。

進行中のメディア・マネージャ・ライブラリ操作を一時停止するのは、現在のメディア・マネージャ・ライブラリを保留状態にして、一定期間後に再開する場合です。

  1. 「Cloud Controlでのリカバリ・アプライアンスへのアクセス」のステップを完了します。

  2. 「リカバリ・アプライアンス」メニューから、「メディア・マネージャ」を選択します。

  3. メディア・マネージャ・ライブラリのリストから、進行中のすべてのジョブを一時停止するライブラリを選択します。

  4. 「一時停止」をクリックします。

一時停止されているメディア・マネージャ・ライブラリの操作を再開して、ライブラリおよび関連付けられているジョブ操作を続行できます。

  1. 「Cloud Controlでのリカバリ・アプライアンスへのアクセス」のステップを完了します。

  2. 「リカバリ・アプライアンス」メニューから、「メディア・マネージャ」を選択します。

  3. ジョブ操作を再開する、一時停止されているメディア・マネージャ・ライブラリを選択します。

  4. 「再開」をクリックします。

DBMS_RAを使用してテープ・バックアップ操作を一時停止および再開するには、次の手順に従います。

テープ・バックアップの一時停止

  1. SQL*PlusまたはSQL Developerで、リカバリ・アプライアンス管理者としてリカバリ・アプライアンス・データベースに接続します。

  2. DBMS_RA.PAUSE_SBT_LIBRARYプロシージャを実行します。

    たとえば、次のPL/SQL無名ブロックを実行します。

    BEGIN
      DBMS_RA.PAUSE_SBT_LIBRARY(
        lib_name => 'osbsbt');
    END;
    

    ビューRA_SBT_LIBRARYのライブラリ・ステータスがPAUSEに変わります。

テープ・バックアップの再開

  1. SQL*PlusまたはSQL Developerで、リカバリ・アプライアンス管理者としてリカバリ・アプライアンスのメタデータ・データベースに接続します。

  2. DBMS_RA.RESUME_SBT_LIBRARYプロシージャを実行します。

    たとえば、次のPL/SQL無名ブロックを実行します。

    BEGIN
      DBMS_RA.RESUME_SBT_LIBRARY(
        lib_name => 'osbsbt');
    END;
    

ビューRA_SBT_LIBRARYのライブラリ・ステータスがREADYに戻ります。