テープ・バックアップ・ジョブのスケジューリング
この項では、テープ・バックアップ・ジョブのスケジュールを設定するのに必要なステップについて説明します。
Cloud Controlを使用してテープ・バックアップ・ジョブをスケジュールするには、次の手順に従います。
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「Cloud Controlでのリカバリ・アプライアンスへのアクセス」のステップを完了します。
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「スケジュール」セクションで、次のいずれかを選択します。
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即時: テープ・バックアップ・ジョブをただちに実行します。
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後で: テープ・バックアップ・ジョブを指定された未来の時間に実行します。ジョブを実行する日時を
mm/dd/yyyy hh:mm:ss
形式で入力します。このジョブを繰り返す場合、「繰返し」ドロップダウン・リストから頻度を選択し、該当する値を入力します。
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「OK」をクリックしてジョブを保存します。
スケジュール設定を編集するには、必要なテープ・バックアップ・ジョブを選択し、「編集」をクリックして必要な変更を加えます。
DBMS_RAを使用してテープ・バックアップ・ジョブをスケジュールするには、次の手順に従います。
SBTジョブを作成した後、その実行をスケジュールする必要があります。通常、Oracle Schedulerなどのスケジューリング・ユーティリティを使用して、定期的に実行するようにジョブをスケジュールします。
SBTジョブの実行時、リカバリ・アプライアンスは指定されたデータベースの指定されたタイプのすべてのバックアップを調べて、まだテープにコピーされていないバックアップを選択します。その後、リカバリ・アプライアンスはそれらのバックアップをテープにコピーするタスクを生成して、キューに入れます。コピーするバックアップ・ピースごとに、タイプBACKUP_SBT
の1つのタスクがリカバリ・アプライアンス・タスク・キューに追加されます。
Oracle Schedulerを使用してテープ・バックアップ・ジョブをスケジュールするには、DBMS_RA.QUEUE_SBT_BACKUP_TASK
を呼び出すジョブを作成します。このプロシージャは、SBTジョブという名前の単一の引数を取ります。
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SQL*PlusまたはSQL Developerで、リカバリ・アプライアンス管理者としてリカバリ・アプライアンス・データベースに接続します。
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DBMS_SCHEDULER.CREATE_JOB
プロシージャを実行します。たとえば、次のPL/SQL無名ブロックを実行します。
BEGIN DBMS_SCHEDULER.CREATE_JOB( job_name => 'sbtjob1', job_type => 'PLSQL_BLOCK', job_action => 'dbms_ra.queue_sbt_backup_task(''oltp_arch_lastfull'');', start_date => SYSTIMESTAMP, enabled => TRUE, auto_drop => TRUE, repeat_interval => 'freq=WEEKLY; BYDAY=MON,WED,FRI; BYHOUR=23'); END;
関連項目:
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SBTジョブの作成方法について学習するには、「テープ・バックアップ・ジョブの作成」を参照してください
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Oracle Schedulerの詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』と『Oracle Database PL/SQLパッケージ・プロシージャおよびタイプ・リファレンス』を参照してください