7 ストレージ・サーバーの追加によるリカバリ・アプライアンス・ラックの拡張

Oracle Zero Data Loss Recovery Applianceラックは、3つ以上のストレージ・サーバーを柔軟に構成でき、バージョンに基づいて拡張できます。

  • RA23:合計17台のストレージ・サーバー。通常の冗長性で使用可能な容量は、ストレージ・サーバー当たり92TBで、最小(3台のストレージ・サーバー)で274TB、フル・ラックで合計1,564TBになります。高い冗長性の下で使用可能な容量は、ストレージ・サーバー当たり60TBです。
  • RA21: 合計18台のストレージ・サーバー。通常の冗長性で使用可能な容量は、ストレージ・サーバー当たり70 TB、または最小(3台のストレージ・サーバー) 207 TBとフルラックの合計1,260 TBです。高い冗長性の下で使用可能な容量は、ストレージ・サーバー当たり44 TBです。
  • X8M、およびX8 - X5: 合計18台のストレージサーバー。
  • X4: 合計14台のストレージ・サーバー。

ストレージ・サーバーの数に関係なく、すべてのRecovery Applianceラックには、計算サーバーが2台あります。

ノート:

既存のリカバリ・アプライアンスのバックアップをオンラインにしておく間は、古いストレージ・サーバーを削除して新しいストレージ・サーバーに置き換えることはできません。このような交換を行う場合は、リカバリ・アプライアンスの再イメージ化が必要です。

この章では、ストレージ・サーバーを追加することでリカバリ・アプライアンス・ラックを拡張する方法について説明します。内容は次のとおりです。