ストレージ・サーバーの停止
ストレージ・サーバーの保守を実行する場合、サーバーの電源切断または再起動が必要になることがあります。ストレージ・サーバーを停止する前に、サーバーのオフラインによるOracle ASMディスク・グループおよびデータベース可用性への影響がないことを確認してください。データベース可用性の継続は、影響するディスク・グループで使用されるOracle ASM冗長性のレベルと、同じデータのミラー・コピーを含む他のストレージ・サーバーでのディスクの現在のステータスによって異なります。
注意:
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リカバリ・アプライアンスで保守中のセルが完全に機能するようになる前に、別のセルのディスクに障害が発生した場合、二重のディスク障害が発生する可能性があります。リカバリ・アプライアンスが
DELTA
ディスク・グループについてNORMAL
の冗長性でデプロイされており、このディスク障害が恒久的な場合、リカバリ・アプライアンス上のすべてのバックアップが失われます。 -
保守中のセルが長時間オフラインでないことを確認してください。そうしないと、リバランス操作が発生し、操作の完了に十分な領域がないために問題が引き起こされます。デフォルトで、リバランス操作はセルがオフラインになってから24時間後に開始されます。
ストレージ・サーバーの電源を停止するには、次のようにします。
関連項目:
My Oracle SupportのドキュメントID 1188080.1「ASMに影響を与えずにExadataのストレージ・セルを停止または再起動するステップ」