適応型検索設定UIコンポーネントとは何ですか。
「適応型検索の構成」ページの概要を次に示します。
「適応型検索の構成」ページは、次の5つのタブで構成されます。
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モニター
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設定
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パラメータ
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UIの構成
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グローバル検索の構成
設定
設定タブには、「クイック」および「拡張」サブタブが含まれます。 「クイック」サブタブを使用して、適応型検索で使用可能な事前定義済オブジェクトとカスタム・オブジェクトの概要を取得します。 Oracleが提供する検索構成の使用に問題がない場合は、有効にするオブジェクトを選択して「公開」をクリックします。

「拡張」サブタブでは、検索に使用可能なオブジェクトおよびフィールド、それらの検索方法およびその他の検索構成を変更できます。 また、検索するオブジェクトを有効または無効にできます。 これらの変更を保存するには「公開」をクリックします。 公開ジョブが完了すると、有効化されたオブジェクトにアクセスする権限を持つユーザーは、オブジェクト内で有効化されているフィールドの検索、検索結果の取得、保存済検索の作成などを実行できます。
「拡張」サブタブの左側には、すぐに使用できるオブジェクト(アプリケーション・コンポーザで作成したカスタム・オブジェクトまたは子オブジェクトを含む)が表示されます。 右側には、作成したカスタム・フィールドを含むフィールドがリストされます。 フィールド名とそのタイプを表示することもでき、「オブジェクト参照に含む」列で、関連オブジェクトの検索で使用するフィールドを15個まで有効にすることができます。 変更を有効にするには公開する必要があります。 詳細は、この章の「検索設定」の項を参照してください。
カスタム・フィールドおよびカスタム子オブジェクトの検索を有効にするには、最初にサンドボックスから公開する必要があります。 サンドボックス内では「適応型検索の構成」UIは使用できません。

モニター
「モニター」タブでは、公開プロセスと他の索引付けおよびメンテナンス・プロセスをモニターできます。 ここから、適応型検索の索引付けジョブのリアルタイム進捗を表示できます。 「公開」をクリックすると、索引付けジョブがどの程度処理されたかと、索引付けプロセスの完了まで何パーセント残っているかが進捗バーに示されます。 詳細は、適応型検索のバックグラウンド・プロセスのモニターのトピックを参照してください。

パラメータ
適応型検索設定ページの「パラメータ」タブを使用して、様々なパラメータを構成し、適応型検索の動作方法を指定できます。 たとえば、一括更新や一括処理の有効化、レコードレベルのナビゲーションの設定、検索のあいまいさレベルの指定などを行うことができます。 詳細は、「適応型検索パラメータを編集する方法」のトピックを参照してください。

UIの構成
「UIの構成」タブを使用して、フィルタとして選択できるフィールドと、検索結果の列として表示できるフィールドを指定できます。 日付および数値フィールドのフィルタ値のグループまたは値の範囲を設定することもできます。 ユーザーは、これらの値グループを選択して検索結果をフィルタ処理できます。 詳細は、フィルタおよび検索結果列として表示するフィールドの有効化を参照してください。
「UIの構成」タブから、次のオプションを使用して、すべてのオブジェクトの「作成」、「エクスポート」および「一括更新」ボタンを追加または削除することもできます:
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作成
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エクスポート
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一括更新
たとえば、アカウント・オブジェクトに基づいてワークスペースのエクスポート・オプションを制限する場合は、次のステップに従います。
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設定ユーザーとしてサイン・インします。
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「設定と保守」作業領域にナビゲートして、「適応型検索の構成」タスクをクリックします。
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オファリング: 営業
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機能領域: 営業基盤
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タスク: 適応型検索の構成
「適応型検索の構成」ページが表示されます。
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「UIの構成」をクリックします。
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ワークスペースでエクスポート・オプションを制限するオブジェクトとして、タブの左ペインで「アカウント」を選択します。
このサンプル・スクリーンショットで強調表示されているように、「機能」セクションの「エクスポート」オプションの選択を解除します。
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「保存してクローズ」をクリックします。
変更内容は次のように確認できます:
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サインアウトし、営業担当ユーザーとして再度サインインします。
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にナビゲートします。
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「リストのエクスポート」ボタンがアカウントのワークスペース・リスト・ページに表示されていないことを確認します。
詳細は、「ワークスペース・データにはオフラインでどのようにアクセスしますか。」を参照してください。
グローバル検索の構成
グローバル検索では、営業およびFusionサービス全体でアクセス可能なすべてのオブジェクトを検索できます。 検索は、様々なフィールド、関連オブジェクトおよびカスタム・フィールドにわたって実行されます。 結果は、オブジェクトおよび最終更新日に基づいてフィルタ処理できます。
グローバル検索を有効化して適応型検索エンジンを使用すると、「グローバル検索の構成」タブを使用して次のことができます。
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グローバル検索に含めるオブジェクトを構成します
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検索結果に含める属性を定義します
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各一致レコードの検索結果の「タイトル」、「明細1」および「明細2」の書式と内容を定義します。
グローバル検索を有効にする方法の詳細は、『営業実装リファレンス』ガイドの「グローバル検索および作業領域検索」の章の「グローバル検索」の項のトピックを参照してください。
