4 Oracle Fusion Data Intelligenceデータの構成
機能管理者またはシステム管理者アプリケーション・ロールを持つクラウド・アカウント管理者は、データ・ロードおよびレポート構成の詳細を指定し、Oracle Fusion Cloud Applicationsからのソース・データをデータ・ウェアハウスにロードおよび表示する方法を決定する機能領域のデータ・パイプラインを作成します。
たとえば、「初期抽出日」に2019年1月1日を指定してグローバル通貨を米ドル(USD)として指定し、トランザクションをグローバル通貨に換算する為替レートを選択できます。
ノート:
コンソールに表示される時間はローカル・タイムゾーンの時間です。 ただし、Oracle Fusion Data Intelligenceは、「倉庫リフレッシュ日時」および「予定日」の値を自律型データ・ウェアハウスの協定世界時(UTC)に格納します。Oracle Fusion Data Intelligenceの自律型データ・ウェアハウスにロードするデータはすべて、ソース・システム内のデータ・アクセス制御の対象となります。 たとえば、User1にソース・システムの一部のデータにアクセスする権限がない場合、そのデータをOracle Fusion Data Intelligenceの自律型データ・ウェアハウスに取り込むと、このUser1はその特定のデータにアクセスできます。 データに対して同じコントロールが必要な場合は、この特定のUser1に、Oracle Fusion Data Intelligenceユーザー設定でソース・システムと同じデータ・アクセス権があることを確認する必要があります。
データ・パイプライン・ロードのたびに、バックエンドのキャッシュが標準ステップとしてクリアされます。 何もする必要はありません。
トピック:
- データを構成するための一般的なワークフロー
- データ・リフレッシュ・パフォーマンスについて
- パイプライン・パラメータについて
- パイプライン・パラメータの設定
- グローバル・パラメータについて
- グローバル・レポート・パラメータの設定
- レポート構成について
- エンタープライズ・リソース・プランニングのレポート構成の設定
- 人材管理のレポート構成の設定
- Supply Chain Managementのレポート構成の設定
- 機能領域のデータ・パイプラインのリフレッシュ
- データ・ウェアハウスのリセット
- キャッシュのリセット
- データ・ソースのリセットおよびリロード
- ロード・リクエスト履歴の表示
- 監査ログの表示
- 抽出で否認されたレコードの表示
- データの拡張について
- ディメンション別名の作成
- データ接続の管理について
- データ・パイプラインの無効化
- 通知およびEメールの表示
- イベント通知の有効化(プレビュー)
- データの頻繁なリフレッシュのスケジュール
- 機能領域データの定期的な完全リロードのスケジュール
- ウェアハウス表の頻度の高いリフレッシュのスケジュール(プレビュー)
- 機能領域のデータ・パイプライン・スケジュールの上書き(プレビュー)
- 増分リフレッシュのデータセットの優先度付け(プレビュー)
- カスタム・データ構成でのデータの拡張