サプライヤの概要

サプライヤ管理者はサプライヤ作業領域概要ページを使用して、サプライヤの日々の保守および管理アクティビティを実行します。

この概要ページでサプライヤ管理者は、定期的な保守からイベント・ドリブンの管理責任に至るまでのタスクを実行するのに必要なサプライヤ情報を表示できます。また、概要ページには、注意が必要なサプライヤ問題が強調表示されたレポートが含まれており、サプライヤ・レコードに容易にアクセスして保守および更新できます。概要ページから、サプライヤ管理者は「処理」メニューにアクセスすることで、通信が必要であるとレポートされたサプライヤの担当とすばやく接触できます。

サプライヤ作業領域概要ページには、次のレポートが含まれています。

不完全なサプライヤ: 過去30日、60日または90日以内に作成され、アクティブな住所または担当がないサプライヤをリストします。サプライヤから調達するにはアクティブな住所が必要です。サプライヤ管理者は、各サプライヤがトランザクション準備完了となるように、このリストに対して必要なサプライヤ設定を完了するための処理を実行する必要があります。このレポートはまた、購買組織がビジネスを行わないことにした場合に非アクティブに設定する必要があるサプライヤを識別するのにも役立ちます。
失効済および失効間近の事業分類: 1つ以上の事業分類証明書が失効済または失効間近であるサプライヤをリストします。このレポートは、サプライヤ管理者が、多様性のステータスを失うリスクがある(サプライヤ関係が影響を受ける可能性がある)サプライヤ・レコードを最新かつ正確に保つのに役立ちます。
レビュー待ちのサプライヤ: トランザクション準備完了にするために追加の内部レビューが必要なサプライヤを識別します。「レビュー・タイプ」属性は、サプライヤが追加レビューを必要とするかどうかを示します。「レビュー・タイプ」に事前定義されているデフォルトは「登録」であり、登録により作成されたサプライヤを識別します。サプライヤが最小限の詳細で登録され、トランザクション準備完了とされることがあります。住所、担当、銀行口座、税務登録の詳細など、より詳細な情報を提供する必要がある場合があります。サプライヤ管理者は「レビュー・タイプ」を手動で他の選択値に設定し、サプライヤが追加レビュー対象としてマークされ、このレポートに含められるようにできます。
承認待ちの担当変更要求: このレポートには、アクティブおよび非アクティブの両方のサプライヤのすべての承認待ち担当変更要求がリストされます。このレポートは、サプライヤ管理者が購買組織によるレビューが必要な担当変更要求の承認キューを識別するのに役立ちます。このレポートは、Oracle Supplier Portalが実装されている場合にのみ表示されます。