給与会計の分配
給与会計の配分には、給与計算原価および支払の原価計算結果の転送が含まれます。
一般会計に転記する最終仕訳を作成する前に、原価結果を補助元帳会計に転送してレビューする仕訳を作成します。
会計の配分の概要:
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原価分配の計算
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会計の配分
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原価計算結果を補助元帳会計に転送
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下書き仕訳の作成およびレビュー
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仕訳入力の作成、移動、転記
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原価計算結果を補助元帳会計に転送
給与は、財務トランザクションの仕訳を生成する会計アプリケーションである補助元帳会計と統合されています。 「補助元帳会計への転送」プロセスを発行して、原価計算結果および仕訳の会計処理のためにトランザクションを準備します。 たとえば、このプロセスでは、各原価計算された実行結果について、給与計算結果と仕訳入力のトランザクションが準備されます。
「補助元帳会計への転送」プロセスでは、各個人の原価計算結果に対してトランザクション番号が作成されます。 「仕訳のレビュー」ページで個人の仕訳を検索するときに、このトランザクション番号を使用できます。
たとえば、個人に対してQuickPayプロセスを発行すると、「補助元帳会計への転送」プロセスによって、給与計算および支払プロセスによって生成された原価計算結果ごとに仕訳が作成されます。 このプロセスでは、2つのトランザクション番号が作成されます。1つは給与計算原価計算結果用、もう1つは支払原価計算結果用です。
仕訳ドラフトの作成およびレビュー
給与計算は一般会計と統合されます。 一般会計に転送および転記する前に、結果の仕訳をレビューするための「会計の作成」プロセスをドラフト・モードで作成します。 通常、新しい勘定科目や給与計算、原価計算に影響する要素を追加した後で、仕訳入力を検討します。
これらのエントリを確認するには、次の2つのオプションがあります:
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「Review Journal Entries」を選択します。
「仕訳のレビュー」ページには、トランザクションの要約が表示されます。 ドリルダウンして、会計トランザクションおよび仕訳の基礎となるトランザクションに関する情報を表示します。
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「会計の作成実行」レポートの「会計の作成」プロセスの出力を表示します。
訂正が必要な原価計算結果を検出した場合は、フローのチェックリストから「補助元帳会計に転送」プロセスをロールバックできます。 原価計算結果を訂正した後、「補助元帳会計への転送」プロセスを発行できます。 会計の作成プロセスを下書きモードで発行して、訂正済仕訳を作成およびレビューします。
仕訳の作成、転送および転記
最終モードで「会計の作成」プロセスを発行して、最終仕訳をGeneral Ledgerに転送および転記します。
会計の作成プロセスを最終モードで発行して完了した後は、転記済仕訳をロールバックできません。 結果に修正が必要な場合は、次のアクションを実行します:
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使用する修正処理を決定します。
原価計算結果
訂正処理
原価計算済実行結果
原価調整または遡及原価計算の処理
原価計算済支払結果
調整を一般会計に直接入力します。
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「補助元帳会計への転送」プロセスを発行します。
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仕訳をレビューするには「会計の作成」プロセスを下書きモードで発行し、一般会計に仕訳を転送して転記するには最終モードで発行します。