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MERGE命令

MERGE命令は、データ行を識別します。 オブジェクトを作成または更新する場合はMERGE命令を使用します。HCMデータ・ローダーで適切な処理が示されます。

MERGE命令を使用する場合は、オブジェクトの一部を指定することも、全体を指定することもできます。 MERGE行に指定されたデータは、既存のOracle HCM Cloudデータにマージされます。 MERGE行に指定する順序は、必ずしもHCMデータ・ローダーでの処理順序と同じとはかぎりません。

命令の形式

MERGE行の形式は、次のとおりです。

MERGE|<DISCRIMINATOR>|<ATTRIBUTE 1>|<ATTRIBUTE 2>|<ATTRIBUTE n>

たとえば:

MERGE|Job|SE|Software Engineer|Common|2015/01/01|4712/12/31

制限事項

MERGE行には、次の制限が適用されます。

  • オブジェクトが有効日である場合を除いて、単一のデータ・ファイルで、同じコンポーネントに対して複数のMERGE行を指定しないでください。 たとえば、同じデータ・ファイルでは、個人エスニシティ・コンポーネントを作成するMERGE行と更新するMERGE行の2つは指定できません。 コンポーネントが有効日ではない場合、データは、これらの命令によって、更新されるのではなく、訂正されます。 このような場合、現在のデータのみを指定できます。 または、あるデータ・ファイルにレコードを作成して、別のデータ・ファイルで更新できます。

    ノート:

    HCMデータ・ローダーでは、個々のファイル明細は処理されませんが、関連する明細はグループ化されます。 ファイル行は有効開始日の順序で処理されるため、このグループ化は有効日レコードに対して機能します。

  • 同じファイルにMERGE命令とDELETE命令を含めることができますが、これらの対象を同じ論理レコードにすることはできません。 たとえば、MERGE命令とDELETE命令を同時に使用する場合は、単一ジョブなどの同じコンポーネントの複数の有効日レコードをロードできません。 ただし、単一の論理オブジェクトのコンポーネントには、MERGE命令とDELETE命令の両方を指定できます。 たとえば、次を指定できます。

    • 就業者と個人名に対するMERGE命令

    • 同じ就業者オブジェクトの個人Eメールと個人電話番号のコンポーネントに対するDELETE命令

検証

各MERGE行は、次の条件を満たしている必要があります。

  • 同じ弁別子のMETADATA行の後に指定されている。

  • 関連するMETADATA行と同じ属性を同じ順序で含む。

  • METADATA行にない属性の値は含まない。

  • いずれかのサポートされているキー・タイプを使用した、それ自体の一意の識別子を含む。 また、子コンポーネントの各データ行には、その親に対する一意の参照が含まれる必要があります。 たとえば、GradeRateValueには、その関連するGradeRateに対する一意の参照が含まれる必要があります。