ワークフォース・モデリング
ワークフォース・モデリングは、マネージャと人事(HR)担当者に、グラフィカル・ツールを使用してワークフォース変更を計画、モデル化し実行する機能を提供します。モデルは、マネージャ階層またはポジション階層のいずれかに基づいています。
階層は最上位のマネージャまたはポジションで始まり、アサイメント、ポジション、欠員および求人が含まれます。最上位のマネージャまたはポジションに直接または間接的にレポートします。
モデルでは次の処理を実行できます。
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昇格・昇進
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異動
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退職
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マネージャの変更
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事業所の変更
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ポジションの追加、変更、非アクティブ化または削除
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ポジション在職者の変更
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欠員の作成、変更または削除
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Oracle Recruiting Cloudの求人の作成および編集(セキュリティ設定に応じて決定)
ドラッグ・アンド・ドロップするか、表形式表示を使用して新しいマネージャを選択することで、直属の部下の有無にかかわらず、個人を異動できます。モデルでは欠員を作成可能で、最終承認時にデータベースに追加されます。分析を使用して計画変更の影響をレビューします。モデルが承認されると、モデリング済変更を使用して有効日が指定されたトランザクションが作成されます。欠員には有効日が指定されないため、モデルが承認されると、欠員変更や新規欠員が表示されます。
地理的階層にドラッグ・アンド・ドロップして、ポジション変更を実行します。たとえば、在職者を含むポジションを階層にドラッグ・アンド・ドロップしてから、在職者を別のポジションに移動します。ポジション同期化およびポジション・デフォルト設定機能を使用します。
ポジション階層では、ポジションに対して次の処理を実行できます。
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作成
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編集
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非アクティブ化または削除
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非アクティブ化を元に戻す
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削除を元に戻す
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モデル内のポジションの移動
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オープン・ポジションへの欠員の変換
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求人の作成および編集
セキュリティとアクセス
ライン・マネージャとHR担当者は、ワークフォース・モデリングにアクセスできます。モデルの作成者または最上位マネージャの場合、すべてのワークフォース・モデリング機能にアクセスできます。最上位マネージャとしてモデルにアクセスできるように、モデルの作成者はモデル・プロパティでアクセス権を付与できます。HR担当者はモデルを編集可能で、他の承認者はモデルを開いて表示できます。
デフォルト承認者を定義するルールは、次のとおりです。
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モデリング済変更がすべて最上位マネージャまたはポジションの組織内で発生する場合、承認者は、作成者のHR担当者、最上位マネージャのマネージャ、およびマネージャ承認の1レベル上位です。
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前述のルールに加え、すべての変更を承認する権限を持つマネージャおよびその1レベル上位者が承認者になります。これらの承認者に、作成者のHR担当者および最上位マネージャの2レベル上位者が追加されます。
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最上位マネージャまたはポジションの階層以外で変更がある場合、もう1つのルールでは、すべての変更を承認する権限を持つマネージャとモデルを承認する1レベル上位のマネージャが必要となります。
ポジション関連の権限(ポジションの作成、編集、削除など)を持つロールは、ワークフォース・モデリングでポジション関連の処理を実行できます。HR担当者の場合、この機能はすぐに自動的に使用できるようになっています。
ステータス
次の表は、ワークフォース・モデリング・ステータスを示しています。
ステータス |
説明 |
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下書き |
次の場合、モデルは「下書き」ステータスになります。
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待ち状態 |
モデルは、「下書き」、「否認済」または「差戻済」モードから送信された後、「待ち状態」ステータスになります。 |
否認済 |
モデルは、承認者が否認した場合、「否認済」ステータスになります。 |
差戻済 |
モデルは、承認者が追加情報を要求した場合、「差戻済」ステータスになります。 |
完了 |
モデルは、すべての承認者に承認された後、「完了済」ステータスになります。この時点で、トランザクションが作成され、アサイメントが有効日付きの変更で更新されます。 |
組織変更の効果
新規作成されたワークフォース・モデルが承認されると、関連アサイメントは、モデル有効日を使用して更新されます。現在のところ、これに対する通知は発行されません。ロール・プロビジョニング・セキュリティは、設定に従って自動的に発生します。たとえば、ライン・マネージャ・ロールが自動プロビジョニングで使用可能になっている場合、マネージャになるユーザーには、自動的にライン・マネージャ・ロールが付与されます。
HCM Cloudでは欠員に有効日が指定されないため、欠員変更は、モデル有効日とは関係なく、モデルが承認された日に表示されます。