B よくある質問
Oracle Fusion HCM Analyticsのよくある質問(FAQ)では、分析エクスペリエンスの向上のためのソリューションの提供について最も一般的な質問に対する回答を示します。
トピック
- 追加のデータ・セキュリティ関連オブジェクトをOracle Fusion Cloud ApplicationsからFusion Data Intelligenceに取り込んでFusion Data Intelligenceでカスタム・データ・セキュリティを設定できますか。
- データ・パイプラインでデータの不整合やログ・データの不整合が拒否されるのを停止できますか。
- どのようにするとライン・マネージャなどの個人リーダーがデータに簡単にアクセスできますか。
- FusionでHCM雇用関係が取り消された場合に、FusionからFDIに正しいHCM雇用関係を取り込むにはどうすればよいですか。
- 就業者アサイメントに対して同じ日に複数のイベントがある場合、どうなりますか。
追加のデータ・セキュリティ関連オブジェクトをOracle Fusion Cloud ApplicationsからFusion Data Intelligenceに取り込んでFusion Data Intelligenceでカスタム・データ・セキュリティを設定できますか。
コンソールの「アプリケーション」の「人材管理」で、「HCMセキュリティ構成」オファリングの「セキュリティ構成データ」機能領域に対するパイプラインを作成すると、Fusion Data Intelligenceにより、Oracle Fusion Cloud Applications (Cloud HCM)から追加のデータが取得されます。この新しいデータを利用して、カスタム・データ・セキュリティを設定できます。
Oracle Fusion Cloud Applicationsのオブジェクト | Fusion Data Intelligenceの対応する表 |
---|---|
職責範囲 | DW_ASG_RESPONSIBILITY_D |
部門階層行フラット化詳細 | DW_DEPARTMENT_RF_DH |
組織階層行フラット化詳細 | DW_ORGANIZATION_RF_DH |
ツリー・バージョン詳細(部門階層および組織階層ベースのセキュリティ構成に必要) | DW_TREE_VERSION_D |
- サービスにサインインします。
- Fusion Data Intelligenceで、「ナビゲータ」をクリックします。
- 「ナビゲータ」メニューで、「コンソール」をクリックします。
- コンソールで、「アプリケーション管理」の下の「データ構成」をクリックします。
- 「データ構成」ページで、「人材管理」をクリックします。
- サービス・ページで、「作成」をクリックし、「オファリング」で「HCMセキュリティ構成」を選択し、「機能領域」で「セキュリティ構成データ」を選択して、「次」をクリックします。
- パラメータを確認し、次のいずれかのオプションをクリックします。
- 取消: 機能領域のデータ・パイプラインを取り消します。
- 保存: 機能領域のデータ・パイプラインをアクティブ化せずに保存します。
- アクティブ化: 機能領域のデータ・パイプラインの実行日時をスケジュールします。機能領域のデータ・パイプラインのアクティブ化を参照してください。
データ・パイプラインでデータの不整合やログ・データの不整合が拒否されるのを停止できますか。
はい。「HCMデータ整合性およびロギングの無効化」プレビュー機能を有効化または無効化することで、データ・パイプラインによるデータの不整合またはログ・データの不整合の拒否を停止できます。プレビューに使用可能な機能を参照してください。
デフォルトでは、データ・パイプラインは一貫性のないソース・データをすべて拒否し、そのようなデータはロードしません。この機能を有効にすると、Fusion HCM Analyticsでは、一貫性のないデータをログに記録せず、ロード中にそのようなデータを拒否しません。一貫性のないレコードとして識別されたレコードをソースにロードするには、すべてのFusion HCM Analytics機能領域をリセットする必要があります。この機能を無効にすると、Fusion HCM Analyticsは、データ・パイプラインをデフォルトの動作(一貫性のないソース・データを拒否)に戻します。ソースに存在する一貫性のないすべてのレコードの拒否を開始するには、現在有効になっているFusion HCM Analytics機能領域のデータ・パイプラインをリセットする必要があります。
どのようにするとライン・マネージャなどの個人リーダーがデータに簡単にアクセスできますか。
セキュリティ管理者は、ライン・マネージャなどの個人リーダーにデータ・アクセスを提供できます。個人リーダーに対する簡単なデータ・アクセスの有効化 を参照してください。
FusionでHCM雇用関係が取り消された場合に、FusionからFDIに正しいHCM雇用関係を取り込むにはどうすればよいですか。
雇用関係を取り消すと、すべてのアサイメント情報がFusion Applicationsで削除されます。ウェアハウスの増分リフレッシュでは、アサイメント全体の削除はサポートされていません。ウェアハウスで削除されたトランザクションを反映するには、「ワークフォース管理」機能領域をリセットします。
就業者アサイメントに対して同じ日に複数のイベントがある場合、どうなりますか。
Oracle Fusion Cloud Applicationsの就業者アサイメントの同じ日に複数のイベントがある場合、最後のイベントがアサイメント・イベントに反映されます。「ファクト - ワークフォース・イベント」などのアサイメント・イベントについてレポートするには、「アサイメント・イベント・ヘッドカウント」に対する"like"をワークフォース・イベント詳細および共通ディメンションとともに含めて、アサイメント・イベントの詳細を取得します。
月次内訳に不正確なヘッドカウント値が表示されるのはなぜですか。
「就業者タイプ別ヘッドカウント」ダッシュボード内のヘッドカウント値の月次内訳に相違がある場合があります。就業者アサイメントで前日付のトランザクションを実行した場合、その日付はすでにすぎているため、日次スナップショットでは、そのレコードを入手できません。就業者の常勤換算やマネージャに関する、現在の日付より前の日付の更新がある場合、それより後の日付のサブジェクト領域には、その更新が反映されません。これは、その前日付の日次スナップショットがすでにシステムにロードされているためです。
日次スナップショットに前日付のトランザクションを含めるには、「ワークフォース管理」機能領域をリフレッシュして、その前日付の更新がスナップショットに含まれるようにします。機能領域のデータ・パイプラインのリフレッシュを参照してください。