「コストのインポート」プロセス

トランザクションをOracle Cloudおよびサードパーティ・アプリケーションからインポートして検証し、それを処理してプロジェクト・コストとコスト配分を作成できます。

無効なトランザクションの例外は、「コスト」→「概要」ページおよび「コストのインポート」レポートでトラッキングできます。

ファイル・ベース・データ・インポートを使用してコストをインポートするには、次の手順を実行する必要があります。

コストのインポートのマクロ対応Excelワークブック・テンプレートを使用してデータを準備します。
テンプレートのCSVファイルの生成をクリックし、カンマ区切り値ファイルを作成します。
「スケジュール済プロセス」ページ、または「コスト」作業領域の「概要」ページの「タスク」ペインに移動します。
「インポートのためのインタフェース・ファイルのロード」プロセスを発行して、CSVファイルから給与のプロジェクト原価計算オープン・インタフェース表にプロジェクト・コストをロードします。
「コストのインポート」プロセスを送信し、アップロードするCSVファイルを選択します。

事前定義済テンプレートと「インポートのためのインタフェース・ファイルのロード」スケジュール済プロセス(どちらもExternal Data Integration Services for Oracle Cloud機能の一部)を使用して、インタフェース表にデータをロードできます。詳細は、使用しているクラウド・サービスのファイル・ベース・データ・インポートに関するガイドを参照してください。

「コストのインポート」プロセスを事前に定義した頻度で実行し、実行時の日付を使用してプロジェクト・コストを処理するようにスケジュールできます。たとえば、毎日実行するようにプロセスをスケジュールした場合、「支出項目処理期限日」は実行された日のシステム日付に設定され、その日付までのプロジェクト・コストがすべて処理されます。

ノート:

プロジェクト支出バッチが承認の対象である場合、「コストのインポート」プロセスでは、承認済バッチに属するトランザクションのみが処理されます。

パラメータ

ビジネス・ユニット

プロジェクト・トランザクションを所有するビジネス・ユニット。

プロセス・モード

インポート済トランザクションまたは修正の処理モード。

トランザクション・ステータス

処理について示されるトランザクションのステータス。たとえば、「すべてのステータス」、「前回インポートなし」または「処理中に棄却済」。

トランザクション・ソース

トランザクション・ソース・アプリケーションの名前。

文書

トランザクションに関連付けられている文書。

支出バッチ

トランザクションが処理される支出バッチ。

プロジェクト番号: 自

コスト・トランザクションのインポートおよび処理のために提供されたプロジェクトの範囲内の初期プロジェクト番号。

プロジェクト番号: 至

コスト・トランザクションのインポートおよび処理のために提供されたプロジェクトの範囲内の最終プロジェクト番号。

支出項目処理期限日

トランザクションが処理およびインポートされるトランザクションの支出項目日。将来の日付が含まれる場合があります。ジョブがスケジュールされている場合、このパラメータの値をシステム日付と一致するように増分するオプションを有効にできます。デフォルトの日付を空白のままにすると、特定のソースのすべての待ち状態のコストをインポートできます。これにより、買掛管理などの他のモジュールからトランザクションをインポートして、プロジェクト・パフォーマンス・コストをプロジェクト・チームがすべて表示できるようにします。

出力レポート

プロセスの完了後、「コストのインポート」レポートをレビューして、成功トランザクションおよび例外を確認します。問題をレビューして解決し、プロセスを再発行します。2つの例外レポートがあります。

最初のレポートは、有効な名前および番号のない例外トランザクションをトラッキングするExcelスプレッドシートです。たとえば、無効なプロジェクト名またはプロジェクトIDです。ソース・スプレッドシートで問題を修正し、ステージング表PJC_TXN_XFACE_STAGE_ALLにトランザクションを再度エクスポートします。
2つ目のレポートはビジネス検証の例外をトラッキングするPDF形式で、「未処理コストの管理」ページで修正できます。