給与原価計算構成労務スケジュール
給与原価計算構成労務スケジュールを使用して、ビジネスに固有の給与原価計算属性を使用して、構成済プロジェクトに給与原価を配分します。
たとえば、事業所が個人の就業事業所を表す給与原価計算セグメントである場合、事業所ごとに優先度ベースのルール・セットを定義し、必要に応じて、各給与原価を適切なスポンサード・プロジェクトおよび非スポンサード・プロジェクトに配分するように構成できます。
給与原価計算構成労務スケジュールを使用して給与原価を配分するには、次のことを行う必要があります:
- 「労務費配分」>「労務スケジュールの管理」を使用して、給与原価計算構成労務スケジュールおよび関連する配分ルールを定義します。
- 「労務費配分」>「プロジェクト給与支払要素の管理」を使用して、給与原価をプロジェクトに配分するために使用する支払要素を定義します。
- 最適な効率とコンプライアンスで給与計算を実行します。
- 給与コストを計上します。
- 「給与原価のインポート」プロセスをスケジュールし、定義したとおりに給与を配分します。
ノート: この新しい労務スケジュールは、関連する個人および割当に適用可能な割当労務スケジュールがあるかどうかを確認した後に適用されます。
ヒントと検討事項
- 「給与原価のインポート」プロセスの開始日パラメータと終了日パラメータでは、給与原価の処理日を使用して、インポートする必要があるかどうかを決定します。
- 遡及的給与原価では、その関連する給与の処理日が継承され、労務スケジュールを介して配分する際に支出項目日の導出に使用される遡及的支払期間が使用されます。
- 給与での給与コストの修正では、新しい処理日は作成されません。
- 「給与原価のインポート」プロセスの「開始日」パラメータは、給与でどの程度の過去まで修正できるかを決定するビジネス・ルールに基づいて設定する必要があります。