プラグインについて
この項の内容は次のとおりです。
表示のカスタマイズ
この項では、表示をカスタマイズし、表示されるプラグインと列を整理する方法について説明します。
表示されるプラグインのカスタマイズ
時間の経過とともに、プラグインをダウンロードしてデプロイするにつれ、リストのプラグインの数が増加します。これらのプラグインをソートして、必要なプラグインのみ(たとえば、使用可能なプラグインのみ、またはデプロイ済のプラグインのみ)を表示できます。
表示をカスタマイズするには、次のステップを実行します。
プラグインに関する情報の表示
この項では、プラグインに関する詳細と、プラグインに関連する機能について説明します。この項の内容は、次のとおりです。
プラグイン・リリースとEnterprise Managerプラットフォーム・リリースの違い
プラグインには、独立したリリース・サイクルおよびリリース番号があり、それは、Enterprise Manager製品のリリースおよびリリース番号と関連がある場合もない場合もあります。
プラグインのリリースは、一般的に、Enterprise Managerのプラットフォームのリリースよりも頻繁に発生します。
図4-6に、プラグイン・リリースの番号付け方法を示します。
図4-6 プラグイン・リリース番号の書式

図4-7に、Enterprise Managerプラットフォーム・リリースの番号付け方法を示します。
図4-7 Enterprise Managerコア・プラットフォーム・リリース番号の書式

ノート:
ベータ版のないEnterprise Managerプラットフォーム・リリースでは、ベータ/本番の値は常に0になります。たとえば、リリース・バージョンは13.3.0.0.0となり13.3.0.1.0にはなりません。デプロイ済プラグインに対して動作保証済のターゲットおよびオペレーティング・システムの表示
デプロイ済プラグインに対して動作保証済のターゲットおよびオペレーティング・システムのリストを表示するには、次のステップに従います。
- 「設定」メニューから「拡張性」、「プラグイン」の順に選択します。
- プラグイン・ページで、目的のプラグインを選択し、「アクション」メニューから「情報」を選択します。
- 「プラグイン情報」ページの「一般」タブで、「認証されたターゲット」および「動作保証されているオペレーティング・システム」表の情報を確認します。
プラグイン依存性の表示
目的のプラグインの依存性を表示するには、次のステップに従います。
- 「設定」メニューから「拡張性」、「プラグイン」の順に選択します。
- プラグイン・ページで、目的のプラグインを選択し、「アクション」メニューから「情報」を選択します。
- プラグイン情報ページの「依存状態」タブで、表に示されている情報を確認します。
デプロイ済プラグインの確認
デプロイ済プラグインを表示および管理するには、「設定」メニューから、「拡張性」、「プラグイン」の順に選択します。Enterprise Managerで「プラグイン」ページが表示されます。これは基本的にプラグイン・マネージャ・コンソールです。
目的のプラグインのデプロイ先であるOMSインスタンスを識別するには、Enterprise Managerコンソールを使用して次のステップに従います:
-
「設定」メニューから「拡張性」、「プラグイン」の順に選択します。
-
プラグイン・ページで、目的のプラグインを選択し、「アクション」メニューから「情報」を選択します
-
プラグイン情報ページの「管理サーバー」タブで、プラグインのデプロイ先のOracle Management Servicesを確認します。
目的のプラグインのデプロイ先である管理エージェントを識別するには、Enterprise Managerコンソールを使用して次のステップに従います:
- 「設定」メニューから「拡張性」、「プラグイン」の順に選択します
- プラグイン・ページで、目的のプラグインを選択し、「アクション」メニューから「情報」を選択します。
- プラグイン情報ページの「管理エージェント」タブで、プラグインのデプロイ先の管理エージェントを確認します。
例4-1 OMSにデプロイされたプラグインのサンプル・リスト
example.com:7654_Management_Service
プラグイン名 | プラグインID | バージョン(リビジョン) |
---|---|---|
Oracle Database |
oracle.sysman.db |
24.1.1.0.0 |
Oracle Fusion Middleware |
oracle.sysman.emas |
24.1.1.0.0 |
Oracle Exadata |
oracle.sysman.xa |
24.1.1.0.0 |
Oracle Cloud Application |
oracle.sysman.ssa |
24.1.1.0.0 |
例4-2 管理エージェントにデプロイされたプラグインのサンプル・リスト
emcli list_plugins_on_agent -agent_names=agent1.example.com:3872 Lists plug-ins on the agent agent1.example.com emcli list_plugins_on_agent -agent_names=agent1.example.com:3872,agent2.example.com:3872 -include_discovery Lists plug-ins on both the agents provided along with their discovery components emcli list_plugins_on_agent -agent_names='agent*,st*93' Lists plug-ins on all agents with name matching one of the regular expressions agent* or st*93 emcli list_plugins_on_agent -all Lists plug-ins on all the management agents.
OMSにデプロイ済のプラグインを識別するには、EM CLIでEMCLIにログインし、次のコマンドを入力します。コマンドによって、OMSにデプロイされたすべてのプラグインのリストが表示されます。
$emcli login
-username=<EM Console Username>
[-password=<EM Console Password>]
[-force]
$emcli list_plugins_on_server
管理エージェントにデプロイ済のプラグインを識別および表示するには、EM CLIで、次のコマンドを入力します。
$emcli list_plugins_on_agent
[agent_names="agent1,agent2,agent3..."
[-all] [-include_discovery]