Exadataインフラストラクチャのリソース使用率のビジュアル化

Exadataインフラストラクチャ・ターゲットのホーム・ページでは、Exadataインフラストラクチャ・ターゲットに対してExadata管理パックが有効になっている場合、「リソース使用率」タブに、追加のモニタリング機能が含まれます。「CPU」および「メモリー」サブタブの表では、選択した時間範囲の最後の2つの使用状況関連の列で使用状況がグラフィカルにビジュアル化されます。

トピック:

ビジュアライゼーションによってデータベースのCPUおよびメモリーの使用状況の全体像が確実に得られるように、Exadataインフラストラクチャ上のすべてのホストおよびデータベースが検出されていることを確認します。これらの機能は、Autonomous VMクラスタでは使用できません。『Oracle Exadata CloudのためのOracle Enterprise Manager』「Exadata Cloud Serviceの監視」を参照してください。


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データベースCPU使用率のモニタリング

「CPU」サブタブの表では、データベースCPU使用率列に、選択した時間間隔におけるCPU使用率の履歴を示す各VMクラスタに対応する折れ線グラフが示されます:

  • X軸は、時間間隔を表します。
  • Y軸は、CPU使用率を表します。
  • 青の線は、VMクラスタ内のすべてのホストにおけるすべてのデータベースの平均CPU使用率を表します。
  • 緑の線は、VMクラスタ内のすべてのホストの平均CPU使用率を表します。

データベースCPU使用率

これらのチャートは、選択した期間のCPU使用率を表示するようにカスタマイズできます。CPU使用率はVMクラスタのすべてのコンポーネントにわたって集計されるため、このチャートを使用して、データベースのCPU使用率を、データベースのパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があるシステムで実行されている他のプロセス(アプリケーション・サーバー、ビジネス・アプリケーションなど)の使用率と比較できます。これらのチャートにより、CPU消費の相対的な履歴傾向およびパターンの分析が容易になり、時間の経過に伴うリソース使用率の推移についてのインサイトが得られます。また、VMクラスタ全体でCPU使用率が同時に高い期間または低い期間の特定を容易にすることで、統合プラン作成の支援もできます。

データベース・メモリー使用量

「メモリー」サブタブの表では、「メモリー使用量」列に、前述のCPU表と同じ特性を持つ折れ線グラフでメモリー使用量の履歴が示されます。


データベース・メモリー使用量