3.6.3 問題のあるデータセット
マップ・ビジュアライゼーションおよび分析に使用するには、Spatial Studioのすべてのデータセットが一定のデータ要件を満たしている必要があります。
そうでない場合は、Spatial Studioの「データセット」ページでこれらのデータセットが警告付きで強調表示されます。
警告アイコンをクリックすると問題が表示されます。その後、次に示すように、問題の下の解決リンクをクリックして、分析に必要なデータセットを準備できます。
次の表では、データセットに関する、強調表示される一般的な問題をいくつか示します。
表3-2 選定したデータセット問題のリスト
問題 | 原因 | Spatial Studioでの解決方法 |
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キー列が見つかりません | データセットに主キーがありません。 |
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このデータセットには空間メタデータおよび空間索引が必要です | データセット内のジオメトリ列に、空間メタデータまたは空間索引、あるいはその両方がありません。 | 空間メタデータおよび索引の作成をクリックして、そのジオメトリ列用に空間メタデータおよび空間索引を作成します。 |
マッピングおよび空間分析のための準備が必要です | 次のいずれかの理由が考えられます。
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原因に応じて、次のいずれかを実行する必要があります。
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3.6.3.1 緯度列と経度列を含むビューベースのデータセットでの空間の有効化
Spatial Studioでは、緯度列と経度列を含むビューから作成されたデータセットに空間索引を作成できるため、ビューをビジュアル化および分析できます。
次の手順で、ビューベースのデータセットに緯度索引と経度索引を作成できます。
この手順は、次のことが前提となっています:
- 緯度列と経度列を含むビューからデータセットを作成してある。
ビューからのデータセットの作成の詳細は、「データベースの表またはビューからのデータセットの作成」を参照してください。
- このビューベースのデータセットは、ビジュアライゼーションのために空間的に有効になっていないため、「データセット」ページで警告アイコン付きでリストされている。
親トピック: 問題のあるデータセット