Forms構成ファイル設定

この項では、アプリケーションでのJVMコントローラの使用を有効または無効にするためにForms構成ファイル(formsweb.cfg)で使用するJVMプーリング・パラメータについて説明します。パラメータ名には大/小文字の区別はありません。Fusion Middleware Controlを使用して、Forms構成ファイルを管理できます。

formsweb.cfgでのパラメータの変更の詳細は、「パラメータの管理」を参照してください。

次の表に、formsweb.cfgファイルで指定する起動オプションを示します。

表-38 Oracle FormsのJVMコントローラ起動パラメータ

パラメータ 説明
jvmcontroller

有効値: jvmcontrollerの名前。空白のままにしてJVMを指定しないこともできます。

デフォルト値: なし

ノート: formsweb.cfgでこのパラメータを指定するには、jvmcontroller=%jvmcontroller%の形式でotherparamsにこのパラメータを指定する必要があります。「Web構成パラメータ」「otherparams」を参照してください。

このパラメータはデフォルト・セクションでグローバルに設定することも、アプリケーション・セクションを選択してオーバーライドすることもできます。これによって、Formsランタイム・プロセスで使用するJVMコントローラが決まります。dejvm実行可能ファイルのjvmcontrollerパラメータに対応します。

jvmcontrollerに値を指定していない場合(jvmcontroller=)、Formsランタイム・プロセスは自身のインプロセスJVMを起動します。これは、Java Importerの動作は10gより前のリリースのものとなることを意味します。

allowJVMControllerAutoStart

有効値: truefalse

デフォルト値: true

JVMコントローラを使用するようにFormsが構成されていて、そのJVMコントローラが実行されていない場合、このパラメータにより、Oracle FormsでJVMコントローラを実行することができます。