A 除外対象オブジェクトのユーザー権限、パラメータ・ファイルの内容、およびexpdpコマンドとimpdpコマンド
オンラインのDMS移行ジョブから除外され、オフラインのexpdp
およびimpdp
コマンドを使用して手動でエクスポートおよびインポートする必要があるオブジェクトについて、除外対象オブジェクトのユーザー権限およびパラメータ・ファイルの内容を把握している必要があります。
次の表に、オンラインDMSツールの外部で手動で移行する必要がある除外対象オブジェクトに対してユーザーに付与される権限、パラメータ・ファイルの内容、およびこの手動移行で使用する必要があるexpdp
コマンドとimpdp
コマンドを示します。
除外対象オブジェクトの ユーザー権限
表A-1に、除外対象オブジェクトを手動で移行する必要がある場合に、ユーザーに付与される権限を示します。
ノート:
次の表に、除外対象オブジェクトに対してユーザーに付与される権限の例を示します。必要な場合は、設定に基づいて追加のスキーマに対する権限をユーザーに付与してください。表A-1 除外対象オブジェクトのユーザー権限
製品 | 除外対象オブジェクトのユーザー権限 |
---|---|
SOA/Oracle Business Process Management (BPM) |
NA |
SOA/Oracle Business Activity Monitoring (BAM) |
Oracle Autonomous Transaction Processing-Shared (ATP-S)データベースでサポートされていない権限がユーザーに付与されている場合は移行前に取り消す必要があり、移行後にターゲット・データベースで同等の権限を付与する必要があります。 |
Oracle Enterprise Scheduler (ESS) |
|
Oracle Managed File Transfer (MFT) |
NA |
Oracle WebCenter Portal (WCP) |
|
Oracle WebCenter Content (WCC) |
除外対象オブジェクトは動的に生成されます |
Oracle WebCenter Sites (WCS) |
NA |
除外対象オブジェクトの パラメータ・ファイルの内容
表A-2に、オンラインDMS移行ジョブから除外し、データ・ポンプ・コマンドを使用してDMSの外部で移行する必要がある表を示します。これらの表は、パラメータ・ファイル(parfile
)にリストされ、expdp
コマンドにパラメータとして渡されます。
INCLUDE
パラメータには、expdp
コマンドに含める表を指定します。
ノート:
次の表に、パラメータ・ファイルにリストするサンプル表を示します。必要な場合は、設定に基づいて追加の表を指定してください。表A-2 除外対象オブジェクトのパラメータ・ファイルの内容
製品/コンポーネント | パラメータ・ファイルの内容 |
---|---|
SOA/Oracle Business Process Management (BPM) |
|
SOA/Oracle Business Activity Monitoring (BAM) |
|
Oracle Enterprise Scheduler (ESS) |
ドメインにSOAが含まれている場合は、SOAの除外対象表も含める必要があります |
Oracle Managed File Transfer (MFT) |
|
Oracle WebCenter Portal (WCP) |
|
Oracle WebCenter Content (WCC) |
NA |
Oracle WebCenter Sites (WCS) |
NA |
メタデータ・サービス(MDS) |
|
除外対象オブジェクトの expdpおよびimpdpコマンド
表A-3に、表A-2に記載されている除外対象オブジェクトを手動で移行するためのexpdp
およびimpdp
コマンドを示します
ノート:
次の表に、除外対象オブジェクトを手動で移行するためのexpdp
およびimpdp
コマンドの例を示します。設定に追加のスキーマがある場合は、必要に応じてコマンドを更新します。
表A-3 除外対象オブジェクトのexpdpおよびimpdpコマンド
製品/コンポーネント | expdpおよびimpdpコマンド |
---|---|
SOA/Oracle Business Process Management (BPM) |
|
SOA/Oracle Business Activity Monitoring (BAM) |
|
Oracle Enterprise Scheduler (ESS) |
PROCOBJオブジェクトの場合は、次の
expdp コマンドを使用します
PROCOBJオブジェクトの場合は、次の
impdp コマンドを使用します
|
Oracle Managed File Transfer (MFT) |
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Oracle WebCenter Portal (WCP) |
|
Oracle WebCenter Content (WCC) |
NA |
Oracle WebCenter Sites (WCS) |
NA |
メタデータ・サービス(MDS) |
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