B サポートされていないOracle GoldenGateオブジェクトおよびCPATツールのエラーのオブジェクト
データベース移行(DMS)サービスを使用したOracle Autonomous Transaction Processing-Shared (ATP-S)データベース移行では、Oracle GoldenGateでサポートされていないオブジェクトと、CPATツールでエラーを引き起こす一部のオブジェクトを移行ジョブから除外する必要があります。
次の表に、Oracle Fusion Middleware製品に関する情報を示します(該当する場合)。
Oracle GoldenGateでサポートされていない 除外対象オブジェクト
Oracle GoldenGateでサポートされていないオブジェクトは、ATP-S移行の検証フェーズで失敗するため、移行ジョブから除外する必要があります。表B-1に、移行ジョブから除外する必要があるOracle GoldenGateでサポートされていないオブジェクトを示します。表名に「xxxxxx」が付いた除外対象の表については、「xxxxxx」を特定のスキーマ表名の数値に置き換えてください。
ノート:
"$"の付いた表を除外する場合は、バックスラッシュ(\)エスケープ文字を使用してください。たとえば、DR\$FT_IDCTEXT1\$U
です。
次の表に、移行ジョブから除外する必要がある、Oracle GoldenGateでサポートされていないオブジェクトの例を示します。必要な場合は、設定に基づいて、GoldenGateでサポートされていない追加のオブジェクトを指定してください。
表B-1 Oracle GoldenGateでサポートされていない除外対象オブジェクト
製品/コンポーネント | サポートされていないオブジェクト |
---|---|
メタデータ・サービス(MDS) |
|
SOA/Oracle Business Process Management |
|
SOA/Oracle Business Activity Monitoring (BAM) |
|
Oracle Enterprise Scheduler (ESS) |
|
Oracle Managed File Transfer (MFT) |
|
ユーザー・メッセージング・サービス(UMS) |
|
Oracle WebCenter Portal (WCP) |
|
Oracle WebCenter Content (WCC) |
|
Oracle Enterprise Data Quality (EDQ) |
所有者は |
CPATツールのエラーのために移行ジョブから 除外する必要があるオブジェクト
CPATツールのチェック名(gg_not_unique
、has_tables_with_xmltype_column
、has_refs_to_restricted_packages
、has_xmlschema_objects
など)は、CPATツールのエラーをリストします。これらのオブジェクトの中には、移行ジョブから除外する必要があるものも、除外する必要のないものもあります。#GUID-9A82DFB8-D1EB-46C0-AC3E-DC5FF7CB682D/TABLE_M4M_3RY_SSBには、CPATツールでエラーを引き起こすため、移行ジョブから除外しなければならないオブジェクトがリストされます。ただし、これらのオブジェクトを除外した後も、CPATツールでは同じエラーが表示されますが、これらのエラーは無視してかまいません。
ノート:
次の表に、CPATツールのエラーのために移行ジョブから除外する必要があるオブジェクトの例を示します(該当するOracle Fusion Middleware製品に関するもののみ)。移行ジョブから除外する 必要がないオブジェクト
チェック名gg_not_unique
およびhas_refs_to_restricted_packages
は、CPATツールのエラーをリストします。ただし、これらのオブジェクトの一部は移行ジョブから除外する必要がなく、これらのオブジェクトに関連してCPATツールで発生したエラーは無視してかまいません。表B-2に、移行ジョブから除外する必要のないオブジェクトを示します。CPATツールで表示されたエラーは無視してかまいません。
ノート:
次の表に、移行ジョブから除外する必要がないオブジェクトの例を示します(該当するOracle Fusion Middleware製品に関するもののみ)。表B-2 移行ジョブから除外する必要がないオブジェクト
製品/コンポーネント | 移行ジョブから除外する必要がないGG_not_uniqueの表 | 移行ジョブから除外する必要がない制限付きパッケージへの参照を持つオブジェクト |
---|---|---|
WebLogicサービス |
|
なし |
共通インフラストラクチャ・サービス(STB) |
|
なし |
IAU/Oracle Platform Security Services (OPSS) |
|
なし |
SOA/Oracle Business Process Management |
|
なし |
SOA/Oracle Business Activity Monitoring (BAM) |
|
なし |
Oracle Managed File Transfer (MFT) |
|
なし |
Oracle Enterprise Data Quality |
|
なし |
Oracle GoldenGate Veridata |
CPATツールのエラーは無視してかまいません。そのため、これらのオブジェクトを除外する必要はありません。 |
なし |