追加行の追加:

DVMファイルに行を追加することもできます。パラメータに別の入力値を指定することで、関数に追加の行を追加して、別の戻り値が返されるようにできます。

たとえば、同じXREFファイルに対して複数の参照が設定されているときに、参照ごとに異なる値を返したい場合に、DVMファイルのlookupXRefに次の行を追加できます。

テキストで説明します。

正しい戻り値の決定では、デザインタイム・エミュレータは、DVM表の一番下から開始して、パラメータ値の最初に一致する値を検索します。最初の一致行に対応する戻り値が返されます。

前述の図に示すとおり、たとえば、lookupXRef("oramds:/apps/AIAMetaData/xref/CUSTOMERPARTY_PARTYLOCATIONID.xref", "COMMON_ID", "COMMON_001", "SBL_ID", false()),に対するコールでは、値SBL_001が返されます。

一方、lookupXRef("oramds:/apps/AIAMetaData/xref/CUSTOMERPARTY_PARTYLOCATIONID.xref", "COMMON_ID", "COMMON_002", "SBL_ID", false())に対するコールでは、最後の3行に一致するものがないため、デフォルト値COMMON_002 (パラメータRefColumnValueの値)が返されます。