タスク参加者のバイパス

特定の条件が満たされている場合は、タスク参加者(ユーザー、グループまたはアプリケーション・ロール)をバイパスできます。たとえば、ユーザーが発行した出張旅費レポートが特定の金額を下回っている場合、マネージャによる承認は不要です。

タスクをバイパスするには:

  1. 図29-31に示すように、単一タイプの「参加者タイプの編集」ダイアログ・ボックスの「詳細」セクションを開きます。
  2. 「スキップ・ルールの指定」を選択します。

    これにより、「式ビルダー」ダイアログ・ボックスにアクセスして条件を作成するためのアイコンが表示されます。

    タスク参加者をバイパスするための式は、ブール値に評価される必要があります。たとえば、/task:task/task:payload/order:orderAmount < 1000は、参加者をスキップするための有効なXPath式です。

    動的なルール条件の作成の詳細は、「ビジネス・ルールを使用した詳細タスク・ルーティングの指定方法」を参照してください。