挿入操作のルーティング・ルールを作成するには:

  1. 「Common」Oracle Mediatorをダブルクリックします。

    メディエータ・エディタが表示されます。

  2. 「ルーティング・ルール」セクションで、「新規ルーティング・ルールを作成します。」アイコンをクリックします。

    「ターゲット・タイプ」ダイアログが表示されます。

  3. 「サービス」を選択します。

    「ターゲット・サービス」ダイアログが表示されます。

  4. 「XrefOrderApp」「参照」「EBS」の順に移動します。

  5. 「EBS」を選択して、「OK」をクリックします。

  6. 「次を使用して変換」フィールドの横にある「トランスフォーメーション」アイコンをクリックします。

    「リクエスト・トランスフォーメーション・マップ」ダイアログが表示されます。

  7. 「新規マッパー・ファイルの作成」を選択し、COMMON_TO_EBS_INSERT.xslと入力します。

  8. 「OK」をクリックします。

    「COMMON_TO_EBS_INSERT.xsl」ファイルが表示されます。

  9. 「inp1:Order」ソース要素を「db:InputParameters」ターゲット要素にドラッグ・アンド・ドロップします。

    「自動マップ・プリファレンス」ダイアログが表示されます。

  10. 右側の「db:X_APP_INSTANCE」ノードの値をEBS_i75に設定します。

    「OK」をクリックします。

    図44-59に示すように、トランスフォーメーションが作成されます。

    図44-59 COMMON_TO_EBS_INSERT.xslトランスフォーメーション

    図44-59の説明が続きます
    「図44-59 COMMON_TO_EBS_INSERT.xslトランスフォーメーション」の説明
  11. 「ファイル」メニューから、「すべて保存」を選択して、「COMMON_TO_EBS_INSERT.xsl」ファイルを閉じます。

  12. 「同期リプライ」セクションで、「ターゲット・サービス操作を参照します。」をクリックします。

    「ターゲット・タイプ」ダイアログが表示されます。

  13. 「サービス」を選択します。

    「ターゲット・サービス」ダイアログが表示されます。

  14. 「XrefOrderApp」「参照」「Logger」の順に移動します。

  15. 「Write」を選択し、「OK」をクリックします。

  16. 「次を使用して変換」フィールドの横にある「トランスフォーメーション」アイコンをクリックします。

    「リプライ・トランスフォーメーション・マップ」ダイアログが表示されます。

  17. 「新規マッパー・ファイルの作成」を選択し、EBS_TO_COMMON_INSERT.xslと入力します。

  18. 「リクエストをリプライ・ペイロードに含める」を選択します。

  19. 「OK」をクリックします。

    「EBS_TO_COMMON_INSERT.xsl」ファイルが表示されます。

  20. 「inp1:Order」ソース要素を「db:X:APP_ID」に接続します。

  21. 「コンポーネント」ウィンドウから接続線まで「populateXRefRow」関数をドラッグ・アンド・ドロップします。

  22. 「populateXRefRow」アイコンをダブルクリックします。

    「関数の編集 - populateXRefRow」ダイアログが表示されます。

  23. 表示されたフィールドに次の情報を入力します。

    • xrefLocation: order.xref

    • referenceColumnName: Common

    • referenceValue: $initial.Customers/inp1:Customers/inp1:Order/inp1:Id

    • columnName: EBS_75

    • value: /db:OutputParameters/db:X_APP_ID

    • mode: LINK

  24. 「OK」をクリックします。

    図44-60に示すように、「EBS_TO_COMMON_INSERT.xsl」ファイルが表示されます。

    図44-60 EBS_TO_COMMON_INSERT.xslトランスフォーメーション

    図44-60の説明が続きます
    「図44-60 EBS_TO_COMMON_INSERT.xslトランスフォーメーション」の説明
  25. 「ファイル」メニューから、「すべて保存」を選択して、「EBS_TO_COMMON_INSERT.xsl」ファイルを閉じます。

  26. 「同期リプライ」セクションで、「値の割当て」アイコンをクリックします。

    「値の割当て」ダイアログが表示されます。

  27. 「追加」をクリックします。

    「値の割当て」ダイアログが表示されます。

  28. 「From」セクションで、「式」を選択します。

  29. 「式ビルダーの起動」アイコンをクリックします。

    「式ビルダー」ダイアログが表示されます。

  30. 「式」フィールドに次の式を入力し、「OK」をクリックします。

    concat('INSERT-',$in.OutputParameters/db:OutputParameters/db:X_APP_ID,'.xml')
    
  31. 「To」セクションで、「プロパティ」を選択します。

  32. 「jca.file.FileName」プロパティを選択し、「OK」をクリックします。

  33. 「OK」をクリックします。

    図44-61に示すように、「insert」操作セクションが表示されます。

    図44-61 EBSターゲット・サービスで行う挿入操作

    図44-61の説明が続きます
    「図44-61 EBSターゲット・サービスで行う挿入操作」の説明
  34. 「ファイル」メニューで、「すべて保存」を選択します。