antスクリプトを使用したSOAコンポジット・アプリケーションのデプロイおよび管理
ant
ユーティリティを使用して、SOAコンポジット・アプリケーションを管理できます。ant
はJavaベースのビルド・ツールであり、SOAコンポジット・アプリケーションを管理するためにOracle SOA Suiteで使用されます。構成ファイルはXMLベースであり、様々なタスクが実行されるターゲット・ツリーをコールします。 ant
ユーティリティは、自動化に適しており、既存リリースのプロセスに容易に統合できます。
ノート:
Oracle SOA Suiteのant
スクリプトを使用する前に、setDomainEnv.sh
スクリプト(Linuxの場合)またはsetDomainEnv.cmd
スクリプト(Windowsの場合)を実行する必要があります。このスクリプトによって、ant
を使用するために必要なJARファイルがクラスパスに追加されます。
表48-10に、Middleware_Home
\
SOA_Suite_Home
\bin
ディレクトリで使用可能なant
スクリプトを示します。
表48-10 ant管理スクリプト
スクリプト | 説明 |
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SOAコンポジット・アプリケーションのテストを自動化します。 |
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SOAコンポジット・アプリケーションをコンパイルします。 |
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SOAコンポジット・アプリケーションをコンポジットSARファイルにパッケージ化します。 |
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SOAコンポジット・アプリケーションをデプロイします。 |
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SOAコンポジット・アプリケーションをアンデプロイします。 |
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コンポジットをSARファイルにエクスポートします。 |
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コンポジットのデプロイメント後の変更をJARファイルにエクスポートします。 |
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コンポジットのデプロイメント後の変更をインポートします。 |
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指定されたパターンの共有データをJARファイルにエクスポートします。 |
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最上位の共有データ・フォルダを削除します。 |
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SOAコンポジット・アプリケーションを起動します。 |
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SOAコンポジット・アプリケーションを停止します。 |
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SOAコンポジット・アプリケーションをアクティブ化します。 |
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SOAコンポジット・アプリケーションをリタイアします。 |
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デフォルトのリビジョン・バージョンを割り当てます。 |
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デプロイ済のSOAコンポジット・アプリケーションが一覧表示されます。 |
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SOAインフラストラクチャで使用可能なすべてのパーティションが一覧表示されます。 |
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パーティション内のすべてのコンポジットを一覧表示します。 |
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SOAインフラストラクチャにパーティションを作成します。 |
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パーティションを削除する前に、パーティション内のすべてのコンポジットをアンデプロイします。 |
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パーティション内のすべてのコンポジットを起動します。 |
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パーティション内のすべてのコンポジットを停止します。 |
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パーティション内のすべてのコンポジットをアクティブ化します。 |
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パーティション内のすべてのコンポジットをリタイアします。 |
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BPELおよびOracle Enterprise Service Bus (ESB)リリース10.1.3のメタデータをリリース11gに移行します。 ノート: プロジェクト内にJavaコードが含まれている場合、11gのコンパイラで正常にコンパイルするには、コードを手動で変更する必要があります。BPELプロセスのインスタンス・データについては、10.1.3 Oracle BPEL Serverで使用されるアクティブ・データは移行されません。 |
ant
の詳細は、次のURLを参照してください。
http://ant.apache.org