エスカレーション、有効期限および委任
カスタム・エスカレーション機能を使用すると、タスク・タイプに基づいて、優先度の高いタスクを特定のユーザーまたはロールに割り当てることができます。ただし、ユーザーが一定期間内にタスクを操作しない場合は、そのタスクを期限切れとし、追加アクションのためにマネージャにエスカレートできます。エスカレーションの一環として、電子メールまたはSMSでユーザーに通知することも可能です。同様に、マネージャは、様々なタスク割当て間で負荷を分散するために、ある報告先から別の報告先にタスクを委任できます。BPELで定義されるすべてのタスクには、関連する有効期限があります。また、図27-5に示すように、エスカレーション・ポリシーまたは期限更新ポリシーを指定する場合もあります。たとえば、ヘルプ・デスク・サービス・リクエストのプロセスの一部としてサポート・コールが考えられます。優先度の高いタスクを特定のユーザーに割り当て、そのユーザーが2日以内に対応しない場合、そのタスクは、追加アクションのためにマネージャにルーティングされます。