例: WADLサービスからREST参照へのリソースおよび操作の追加
RESTバインディング構成ウィザードの「構成ショートカット」を使用して、WADLサービスからREST参照にリソースおよび操作を追加できます。
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SOAコンポジット・エディタの「外部参照」スイムレーンを右クリックし、「挿入」、「REST」の順に選択します。
RESTバインディング構成ウィザードが表示されます。
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RESTサービスまたは参照の名前を入力します。
タイプフィールドに参照が表示されます。
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「サービスはWSDLインタフェースを使用してコンポーネントにより起動されます」を選択します。
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「次へ」をクリックします。
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「構成ショートカット」で「WADLサービスに基づいてリソースと操作のマッピングを追加」を選択します。
「WADLの場所」ダイアログが表示されます。
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次のいずれかの方法で、WADLファイルを指定します。
- 「WADL URL」フィールドでWADLファイルのURLを指定し、次のステップに進みます。
または
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「検索」アイコンをクリックして、WADLファイルを検索する「WADLチューザ」ダイアログを表示します。WADLの検索オプションが表示され、ローカル・ファイル・システムまたはプロジェクト内、あるいはデザインタイムOracle Metadata Servicesリポジトリ(MDSリポジトリ)内を検索するか、アプリケーション・サーバーに接続して、デプロイ済のOracle SOA SuiteまたはOracle Service Busサービスに関連するWADLを検索するかを選択できます。
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WADLファイルを選択し、「OK」をクリックします。
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「OK」をクリックします。
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WADLファイル内で参照されているスキーマは新しいRESTアダプタ参照で使用されるため、「スキーマ・アーティファクトをプロジェクトにコピー。」を選択してこれらのスキーマをローカル・プロジェクトにコピーします。これが推奨される方法です。
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選択したWADLファイルのタイプに応じて、次のステップについて次の表を参照してください。
表37-4 WADLファイルのステータス
選択したWADLファイルの提供元 結果 次のステップ... Oracle SOA SuiteまたはOracle Service BusのRESTサービス
「リソース」ページが、WADLファイルの情報で完全に構成されます。すべての操作、リソース・パスおよび動詞が「操作バインディング」セクションに表示されます。すべての構成が、「操作バインディング」セクションの「完了」列に「はい」の値で表示されます。
「リソース」ページを表示して内容を確認し、「OK」をクリックします。
Oracle SOA SuiteまたはOracle Service Bus以外のRESTサービス(Jerseyサービスなど)。
「WADL解析問題」ダイアログに、追加の構成が必要と表示されます。
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「WADL解析問題」ダイアログで、推奨修正処理のリストを確認し、「OK」をクリックします。後の参照用に、同じ情報がOracle JDeveloperの「ログ」ウィンドウに書き込まれます。
Oracle SOA SuiteまたはOracle Service Bus以外のサービスのWADLファイルには、通常、必要な情報がすべて含まれていません。構成を手動で完了する必要があります。多くの場合に、使用するWADLファイルではREST参照をWSDL操作にバインドするために必要なスキーマが提供されません。通常、このスキーマは、RESTサービス・プロバイダによって提供されるサンプル・ペイロードを使用してネイティブ・フォーマット・ビルダー・ウィザードで生成できます。
「リソース」ページが表示されます。
さらに構成が必要なRESTバインディングについては、「操作バインディング」セクションの「完了」列に「いいえ」の値が表示されます。値が「いいえ」の各「完了」列のツールチップには、欠落している内容が示されているので、修正処理を実行できます。少なくとも1つの操作の「完了」列に「いいえ」の値があるかぎり、「OK」ボタンは無効になります。
ノート:
Oracle JDeveloperの「ログ」ウィンドウにも、すべてのエラーおよび警告がより詳しく表示されます。たとえば、「ログ」ウィンドウには次のようなエントリが含まれています。
ERROR at [resource path: containers/{container}, method name: PUT, request/response: response, representation mediaType: application/xml ] - No schema information is available for containers/{container}.PUT response. Please specify a schema.
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ツールチップに表示される修正処理を実行します。構成が正常に完了すると、「操作バインディング」セクションの「完了」列のすべての操作に「はい」の値が表示されます。
SOAデザインタイムMDSリポジトリの詳細は、「デザインタイムMDSリポジトリとの共有データの管理」を参照してください。
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