パッチXMLファイルの生成

Oracle JDeveloperの「SOAパッチ開発者」モードでコンポジットに変更を加え、変更を保存すると、patch.xmlファイルが自動的に生成されます。patch.xmlファイルは、コンポジットに加えた変更を示します。

次のステップでは、JDeveloperでのpatch.xmlファイルの作成および表示について説明します
「SOAパッチ開発者」モードを開始し、編集用にSOAコンポジットを開いていることを確認します。
  1. コンポジットに必要な変更または修正を適用します。
    「SOAパッチ開発者」モードでは、限定的な変更のみが許可されます。実行中のインスタンスに影響を与えずにランタイムにデプロイできる変更があります。
    たとえば、BPELトランスフォーメーション・アクティビティに関連付けられているXSLTマップに修正を加えることができます。
  2. JDeveloperですべてのファイルを保存します。
    たとえば、JDeveloperメイン・ツールバーで「すべて保存」ボタンをクリックできます。
    patch.xmlファイルがproject_directory/SOA/SCA-INFディレクトリに自動的に作成されます。patch.xmlファイルは、「SOAパッチ開発者」モードでコンポジットに変更を加えて保存するたびに更新されます。
  3. 必要に応じて、patch.xmlファイルを表示します。
    メイン・メニュー・バーから「アプリケーション」→「概要」を選択し、「XMLファイル」の下で「patch.xml」を選択できます。「編集」をクリックしてpatch.xmlファイルを開きます。
    次の図は、patch.xmlファイルのサンプルを示しています。XSLトランスフォーメーションおよびBPELプロセスにパッチが適用されていることを確認できます。

    patch.xmlのサンプル

    ノート:

    パッチにはセンサー情報も含まれます。これにより、すべての実行時デザインタイム(DT@RT)関連の変更が確実に保持されます。