JDeveloperでの「SOAパッチ開発者」モードの使用

JDeveloperで「SOAパッチ開発者」モードを使用して、デプロイ済コンポジットに対して修正を含むパッチを作成します。このモードで作成したパッチは、デプロイ済コンポジットのバージョン番号を変更せずに、現在デプロイされているコンポジットに適用できます。コンポジットに実行中のインスタンスがある場合でも、ランタイムにパッチを適用できます。

JDeveloperで「SOAパッチ開発者」モードを使用するには:
  • JDeveloperですでにプロジェクトを開いている場合は、「SOAパッチ開発者」モードに切り替える必要があります。Oracle JDeveloperのメニュー・バーから「ツール」→「ロールの切替え」→「SOAパッチ開発者」の順に選択します。
    「ツール」→「ロールの切替え」→「SOAパッチ開発者」
    「再起動の確認」ダイアログが表示されます。

    「再起動の確認」ダイアログ

    ダイアログによって、「SOAパッチ開発者」モードでは限定的な編集のみを行えることが示されます。「OK」をクリックしてJDeveloperを再起動します。

  • Oracle JDeveloperを開いていない場合は、JDeveloperを起動し、「ロールの選択」ダイアログで「SOAパッチ開発者」ロールを選択します。
    「ロールの選択」ダイアログ
JDeveloperが「SOAパッチ開発者」モードで起動した後、コンポジット・エディタには「SOAパッチ・モード」ラベルが付いています。これは、パッチ・モードと互換性がある編集のみを行えることを示しています。

SOAパッチ・モードが、上部右に表示されます。

また、たとえば、BPELコンポーネントを編集する場合にも、BPELエディタに「パッチ・モード」ラベルが付きます。

パッチ・モード・ラベルが、BPELエディタに表示されます。

BPELプロセスの特定のアクティビティのみが編集可能であり、それ以外はグレーで表示されます。また、「コンポーネント」ウィンドウには「SOAパッチ開発者」モードで使用可能なコンポーネントのみが表示されることにも注意してください。多数のプロパティは読取り専用モードで表示されます。