Oracle SOAスイートでのSOAアプリケーションの開発 バインディング・コンポーネントの使用 バインディング・コンポーネントのスタート・ガイド バインディング・コンポーネントの概要 HTTPバインディング・サービス HTTPバインディング・サービスの構成方法 HTTPバインディング・サービスの構成方法 HTTPバインディング・サービスを構成するには: 「HTTP」アイコンを「コンポーネント」ウィンドウからドラッグすることで、HTTPバインディング・ウィザードを起動してHTTPバインディングを構成します。 「ようこそ」、「サービス名」および「アダプタ・インタフェース」ページに対する適切なレスポンスを提供します。 ウィザードのHTTPバインディング・コンポーネント・ページを使用すると、操作タイプ、動詞およびペイロード・タイプを指定できます。図36-3に詳細を示します。 図36-3 HTTPバインディングの作成ウィザード - 「HTTPバインディング構成」ページ「図36-3 HTTPバインディングの作成ウィザード - 「HTTPバインディング構成」ページ」の説明 インバウンドHTTPバインディングに対して次の操作タイプを選択します。 一方向操作: HTTPエンドポイントとの間でメッセージを送信または受信します。 同期リクエスト/レスポンス操作: HTTPエンドポイントとの間で入力メッセージと出力メッセージを送受信します。 HTTP POSTリクエスト・メソッドの場合は、URLエンコード(アンパサンドで区切られた名前/値ペア)またはXMLのいずれかのペイロード・タイプを選択できます。 HTTP GETリクエスト・メソッドの場合、ペイロード・タイプはURLエンコードです。 参照バインディング・コンポーネントのHTTP GETまたはPOSTリクエスト・メソッドの場合は、エンドポイントURLも指定するように求められます。HTTP認証およびSecure Socket Layer (SSL)もサポートされています。 ノート: セキュアなHTTP (HTTPS)は、インバウンド方向およびアウトバウンド方向の両方でサポートされています。 「OK」をクリックします。 既存のリクエスト・メッセージ・スキーマを参照するか、「メッセージ」ページの「URL」フィールドの右にあるリンクを使用して独自のスキーマを定義します。図36-4に詳細を示します。 図36-4 HTTPバインディングの作成ウィザード - 「メッセージ」ページ「図36-4 HTTPバインディングの作成ウィザード - 「メッセージ」ページ」の説明 「OK」をクリックします。 独自のスキーマを定義する場合は、要素名、データ型、最小発生数値および最大発生数値を「スキーマの作成」ダイアログで指定するように求められます。図36-5に詳細を示します。 図36-5 HTTPバインディングの作成ウィザード - 「スキーマの作成」ページ「図36-5 HTTPバインディングの作成ウィザード - 「スキーマの作成」ページ」の説明 「OK」をクリックします。 実行時に、具体WSDLが、HTTPバインディングおよびSOAPバインディングとともに生成されます。これは、HTTPサポートの提供にSOAPエンドポイントが使用されているためです。