マスター・プロセスの作成方法

マスター・プロセスを作成するには:

  1. SOAコンポジット・エディタで、BPELプロセス・サービス・コンポーネントを作成します。この例では、プロセスはMasterProcessという名前です。
  2. 「MasterProcess」BPELプロセスをダブルクリックします。
  3. 「コンポーネント」ウィンドウで、「Oracle Extensions」「シグナル」をクリックします。
  4. signalアクティビティをデザイナにドラッグします。
  5. signalアクティビティをクリックして、そのプロパティ・フィールドをプロパティ・インスペクタで表示するか、signalアクティビティをダブルクリックします。

    アクティビティをプロパティ・インスペクタで編集する方法の詳細は、「BPELアクティビティをプロパティ・インスペクタで編集する方法」を参照してください。

    このアクティビティは、実行時に処理を実行する詳細プロセスに通知します。

  6. 表16-2に記載されている詳細を入力します。

    表16-2 「Signal」ダイアログのフィールドと値

    フィールド

    名前

    名前(この例では、contactDetailProcess)を入力します。

    ラベル

    ラベル名(この例では、beginDetailProcess)を入力します。このラベルは、ステップ6で詳細プロセスに設定したreceive signalアクティビティのラベルと一致している必要があります。

    To

    このシグナルを受信するプロセスのタイプとして、「詳細」を選択します。

    図16-4は、「Signal」ダイアログを示しています。

    図16-4 「Signal」ダイアログ

    図16-4の説明が続きます
    「図16-4 「Signal」ダイアログ」の説明
  7. 「OK」をクリックします。
  8. receive signalアクティビティをデザイナにドラッグします。
  9. receive signalアクティビティをダブルクリックします。

    このアクティビティにより、マスター・プロセスはすべての詳細プロセスが実行したシグナルを受信するまで待機できます。

  10. 表16-3に記載されている詳細を入力します。

    表16-3 「Receive Signal」ダイアログのフィールドと値

    フィールド

    名前

    名前(この例では、waitForDetailProcess)を入力します。

    ラベル

    ラベル名(この例では、completeDetailProcess)を入力します。このラベルは、ステップ10で詳細プロセスに設定したsignalアクティビティのラベルと一致している必要があります。

    To

    シグナルを受信するプロセスのタイプとして、「詳細」を選択します。

    図16-5は、「Receive Signal」ダイアログを示しています。

    図16-5 「Receive Signal」ダイアログ

    図16-5の説明が続きます
    「図16-5 「Receive Signal」ダイアログ」の説明
  11. 「OK」をクリックします。

    これで、マスター・プロセスは次のことを実行するように設計されました。

    • 実行時に処理を実行する詳細プロセスに通知します。

    • 詳細プロセスが実行したシグナルを受信するまで待機します。