Oracle BPEL Process Managerでインポートされたソースとターゲット・スキーマ・ファイルからXSLマップ・ファイルを作成する方法
次のステップでは、po.xsd
ファイルとinvoice.xsd
ファイルを使用して、Oracle BPEL Process ManagerでXSLマップを作成する方法の概要を説明します。
Oracle BPEL Process Managerで、インポートされたソースとターゲット・スキーマ・ファイルからXSLマップ・ファイルを作成するには:
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Oracle JDeveloperで、新規XSLマップを作成するアプリケーション・プロジェクトを選択します。
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プロジェクトにpo.xsdおよびinvoice.xsdファイルをインポートします。例:
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Oracle JDeveloperの「構造」ウィンドウで、「スキーマ」を右クリックします。
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「スキーマのインポート」を選択します。
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選択したプロジェクトを右クリックし、「新規」を選択します。
「新規ギャラリ」ダイアログが表示されます。
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「カテゴリ」ツリーで、「SOA層」を開いて「トランスフォーメーション」を選択します。
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「項目」リストで、「XSLマップ」をダブルクリックします。
「XSLマップ・ファイルの作成」ダイアログが開きます。このダイアログでは、ターゲットのスキーマ・ファイルまたはWeb Services Description Language (WSDL)ファイルのルート要素にソースのスキーマ・ファイルまたはWSDLファイルのルート要素をマップする、XSLマップ・ファイルを作成できます。次の詳細に注意してください。
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プロジェクトに追加されたWSDLファイルは、「プロジェクトのWSDLファイル」の下に表示されます。
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プロジェクトに追加されたスキーマ・ファイルは、「プロジェクトのスキーマ・ファイル」の下に表示されます。
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プロジェクトの一部ではないスキーマ・ファイルは、スキーマ・ファイルのインポート機能を使用してインポートできます。「スキーマ・ファイルのインポート」アイコン(スキーマ・ファイル・リストの右上にある1番目のアイコン)をクリックしてください。
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プロジェクトの一部ではないWSDLファイルは、WSDLファイルのインポート機能を使用してインポートできます。「WSDLファイルのインポート」アイコン(スキーマ・ファイル・リストの右上にある2番目のアイコン)をクリックしてください。
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「「ファイル名」」フィールドに、XSLマップ・ファイルの名前を入力します。
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ソース・ツリーとターゲット・ツリーでルート要素を選択します。図41-4の例では、ソース・ルート要素にPurchaseOrder要素が選択され、ターゲット・ルート要素にInvoice要素が選択されています。
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「OK」をクリックします。
図41-5に示すように、新しいXSLマップが作成されます。
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この時点でファイルを保存して閉じるか、トランスフォーメーションの設計を開始します。XSLTマップ・エディタの使用方法の詳細は、「XSLTマップ・エディタの概要」を参照してください。
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「コンポーネント」ウィンドウから、transformアクティビティをBPELプロセスにドラッグします。
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transformアクティビティをダブルクリックします。
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次の情報を指定します。
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要素のマップ元となるソース変数を追加します。追加するには、「追加」アイコンをクリックして、変数と、必要に応じて変数のパート(たとえば、注文書リクエストで構成されるペイロード・スキーマ)を選択します。
ノート:
複数の入力変数を選択できます。定義されている最初の変数が、XSLマップへのメインXML入力を表します。ここで追加される他の変数は、XSLマップでは入力パラメータとして定義されます。
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要素のマップ先となるターゲット変数を追加します。
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マップ先となる変数のターゲット・パート(たとえば、請求書で構成されるペイロード・スキーマ)を追加します。
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「マッパー・ファイル」フィールドの右側にある「検索」アイコン(1番目のアイコン)をクリックし、ステップ6で指定したファイル名を参照します。
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「開く」をクリックします。
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「OK」をクリックします。
XSLTマップ・エディタにXSLマップ・ファイルが表示されます。
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XSLTマップ・エディタの使用方法の概要は、「XSLTマップ・エディタの概要」を参照してください。