XSLT式属性の値の設定方法

多くのXSLT命令には、XPath式として解析される特殊な属性が含まれています。これらの式属性は、通常、selectまたはtestという名前です。たとえば、xsl:for-each要素にはselect属性が、xsl:if要素にはtest属性が含まれます。

こうした属性はXPath式で定義できます。これらの属性の値は、XSLTペイン(XSLTビューの場合)またはターゲット・ペイン(マップ・ビューの場合)のXSLT要素に、ドラッグ・アンド・ドロップを使用して設定できます。

ソース・ツリーからのドラッグ・アンド・ドロップを使用してXSLT式属性の値を設定するには、ソース・ツリーの目的のノードからXSLTペインの目的のXSLT要素に、線をドラッグします。ソース・ツリーのノードとXSLT要素をつなぐ線が表示されます。

ソース・ビューではXSLT命令に適切な式属性が挿入されます。例:

<xsl:if test="/ns0:PurchaseOrder/BillTo/Address/@country">

前述の例のコードは、ソース・スキーマのcountry属性をXSLTツリーのxsl:if文にドラッグすることにより作成されます。このコードは、if条件でソース・スキーマ内にcountry属性があるかどうかをテストします。