エスカレーション・ルールの指定方法

このオプションを使用すると、特定のワークフローについてカスタム・エスカレーション・ルールをプラグインできます。たとえば、期限切れ時に、タスクを現在のユーザーの部門マネージャに割り当てるには、カスタム・タスク・エスカレーション関数を記述してワークフロー・サービスに登録し、その関数をタスク定義に使用できます。

デフォルトのエスカレーション・ルールでは、タスクは現在のユーザーのマネージャに割り当てられます。新規エスカレーション・ルールを追加するには、次のステップに従います。

エスカレーション・ルールを指定するには:

  1. 次のインタフェースを実装します。
    oracle.bpel.services.workflow.assignment.dynamic.IDynamicTaskEscalationFunction
    

    この実装はサーバーのクラス・パスで使用可能である必要があります。

  2. Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlにログインします。
  3. ナビゲータで、「SOA」フォルダを開きます。
  4. 「soa-infra」を右クリックして、「SOA管理」「ワークフロー構成」「タスク」タブを選択します。

    「ワークフロー・タスク・サービス・プロパティ」ページが表示されます。

  5. 新しい関数を追加します。例:
    • 関数名: DepartmentSupervisor

    • クラスパス: oracle.bpel.services.workflow.assignment.dynamic.patterns.DepartmentSupervisor

    • 関数のパラメータ名

    • 関数のパラメータ値

  6. 「期限」セクションの「カスタム・エスカレーションJavaクラス」フィールドに、エスカレーション・ルールについて「ワークフロー・タスク・サービス・プロパティ」ページに定義されている関数名を入力します。

    詳細は、「カスタム・エスカレーション関数」を参照してください。